金 4,825円 (-54)

プラチナ 4,279円 (-91)

7/8、ニューヨーク市場の金相場はドルの下落を受け反発した。中国の株価急落やギリシャ債務危機を背景に一時4カ月ぶりの安値に下落した後、切り返す展開となった。金相場は、利上げに踏み切る前に米国経済の堅調さを確認する必要があるとした6月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨には反応しなかった。TDセキュリティーズ(トロント)の商品ストラテジスト、バート・メレック氏は、金相場が議事要旨に反応しなかった理由について、「連邦準備制度理事会(FRB)は利上げしたいとする一方で、国際的な状況について懸念しているとも述べ、保険を掛けている」と指摘した。金現物相場は、米東部時間午後2時54分(1854GMT)時点で0.6%高の1オンス=1161.60ドル。一時3月18日以来の安値となる1146.75ドルに下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、10.90ドル高の1163.50ドルで終了した。ドルは主要通貨バスケットに対し0.7%下落。ここ数週間、ギリシャのユーロ圏での行く末に関する不透明感が続いていることから来るユーロ安が、ドルの押し上げ要因となっていた。東京貴金属の金相場は急落。終値は、中心限月2016年6月先ぎりが前日比98円安の4500円、ほかは96~99円安。日中立ち会いは、7日のニューヨーク金先物相場が、ユーロ安・ドル高などで下落した流れを引き継ぎ、大きく値下がりして始まった。その後も、円相場の引き締まりや、NY時間外相場の軟化を眺めて水準を切り下げ、この日の安値圏で引けた。先ぎりの4497円は継続足で5月7日の安値に顔合わせし、2カ月ぶりの安値水準。東京ゴールドスポット100は96円安の4503円。銀も軒並み下押し、3円30銭~4円70銭安で引けた。白金は大幅続落。終値は、16年6月先ぎりが219円安の4003円、ほかは223~237円安。欧州や中国の景気懸念を受けて暴落して始まった後も、円高に圧迫され下げ幅を拡大した。出来高は夜間を含め5万4698枚と、金(5万8128枚)に迫った。パラジウムも大きく値下がりし、12~213円安で取引を終えた。