金 4,879円 (-69)

プラチナ 4,370円 (-155)

7/7、ニューヨーク市場の金相場は反落。ギリシャ国内の銀行が急速に資金不足に陥る中、緊急のユーロ圏首脳会議を控えてドルが急伸し、金は一時約4カ月ぶりの安値に下落した。金現物相場は、米東部時間午後3時45分(1945GMT)時点で1.1%安の1オンス=1156.75ドル。一時3月18日以来の安値となる1148.05ドルに下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、1.8%安の1152.60ドルで終了。価格が安値に下落するに従って出来高も増え、1時間当たりの出来高は4月27日以来最大の水準にまで膨らんだ。金は通常、金融・経済が不透明な時の代替投資先とみられているが、トレーダーらによれば、今回のギリシャ問題が周辺国に波及する恐れが限られていることから、安全な投資先としての顕著な金購入の動きは見られないという。アクティブ・トレーダーズの主席アナリスト、カルロ・アルベルト・デ・カーサ氏は、「投資家の注意は間違いなくギリシャ危機に向けられており、これによってドルが対ユーロで上昇し、金に対しては明らかに重しになっている。金は現状、望ましい資金避難先と見られていない」と述べた。同氏はまた、「1157ドルを下回る終値が引き金となって、1年ぶりの安値となる1143ドルや、さらには1130ドル圏まで下落する可能性がある」と指摘した。米国の年内の利上げ観測も金の上値を制限している。利上げ観測によってドル需要が高まり、金保有の機会コストが上昇しているため。東京貴金属の金相場は反発。終値は中心限月2016年6月先ぎりが前日比13円高の4598円、他限月は9~14円高。日中立ち会いは、ギリシャ財政問題を背景とするニューヨーク相場高を受けて高寄りした。その後はNY電子取引の下落になびき、伸び悩んだ。東京ゴールドスポット100の終値は8円高の4599円。銀は小口の売買が交錯し、20銭安~1円高と小幅まちまち。10月きりは約定されなかった。白金は24~41円安と続落。NY安を受けて安寄りし、その後も電子取引の下げに追随して下げ幅を広げた。パラジウムは17円安~52円高とまちまち。