金 4,962円 (+6)

プラチナ 4,613円 (+50)

7/1、ニューヨーク市場の金相場は下落した。ドルが上昇したことに加え、ギリシャが債権団の支援案について、一部変更されれば受け入れる可能性があると表明したことで、ギリシャ情勢が収拾に向け前進するとの期待が高まった。ギリシャ支援問題は金に対する安全資産を求めての買いを大量に誘発するには至っていない。強めの経済統計がさらに出ていることを受け、金の投資家は依然として、予想されている米政策金利の引き上げに注目している。豪投資銀行マッコーリー・グループのアナリスト、マシュー・ターナー氏はギリシャ情勢について「これが金にとって良い材料かどうかは不明だ。なぜなら人々はドルが上昇するかもしれないと考えており、また機関投資家の金市場への関心が低下しているからだ」と語った。金現物相場は米東部時間午後3時39分(1939GMT)時点で0.3%安の1オンス=1169.10ドル。前日に付けた6月5日以来の安値1166.35ドルに依然として近い水準にある。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは2.50ドル安の1オンス=1169.30ドルで引けた。トレーダーらは、ギリシャ危機がユーロ圏離脱にまで悪化したり、またはイタリア、ポルトガル、スペインなどユーロ圏の他国に波及したりした場合は、リスク回避目的での金投資が増える余地があるとしている。ドルの、主要通貨バスケットに対する値動きを示すドル指数は0.9%高。ドル高の大半はユーロ安によるものだ。三菱商事のアナリスト、ジョナサン・バトラー氏は1日発表された6月の米ADP民間就業者数が23万7000人増だったことに触れ、「きょうはADPが強めの数字だった。きょう金が下げている一因はそれだと思う」と述べた。東京貴金属の金相場はおおむね小幅続落。中心限月2016年6月先ぎりは前日比1円安の4622円、他限月は3円安~2円高で取引を終えた。日中立ち会いは、30日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル高を受けた買方の手じまいに反落したことから、弱気売りが先行して始まった。寄り後は、円相場の軟調を受け全ぎりが下げ幅を縮め、10、12月の2限月はプラス圏で取引を終えた。東京ゴールドスポット100は、1円安の4630円で大引けた。銀は1円30銭安~30銭高。期中2月きりは出合いがなかった。白金は続伸。しっかりに始まった後、円安を眺めた買いが先行し、約定価格を切り上げた。16年6月先ぎりは36円高の4320円、ほかは27~42円高。パラジウムは70~98円高と反発。