金 4,973円 (-45)

プラチナ 4,574円 (-11)

6/29、ニューヨーク市場の金相場は上伸。ギリシャのデフォルト(債務不履行)によって世界的に株価が打撃を受けるとの見方が広がり、金の長期的な見通しに対する警戒感を打ち消した。金は序盤、ほぼ1週間ぶりの高値となる1オンス=1186.91ドルまで上昇したが、その後は上げ幅を削る展開になった。金現物相場は米東部時間午後2時45分(1845GMT)時点で0.4%高の1178.90ドル。この水準のまま推移すれば、第2四半期(4~6月)は0.3%安と、4四半期連続の下落となる見通し。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは0.5%高の1オンス=1179.00ドルで引けた。一方、依然として米国で年内に利上げが想定されるなど、金にとっては比較的好ましくない環境が続いている。INGのアナリスト、ハマザ・カーン氏は「これまで金は混乱期に魅力のある安全有形資産とされてきたが、最近はますます米利上げ観測やドルの対ユーロ相場とトレードオフの関係を強めてきている」と述べた。東京貴金属の金相場は小反発。終値は、中心限月2016年6月先ぎりが前週末比8円高の4657円、ほかは6~11円高。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物時間外相場の上昇を受けて高寄りした。その後は、堅調地合いを維持するNY時間外相場に支えられたものの、午後に入ると円買い・ドル売りが再び強まったことから上げ幅を縮小した。東京ゴールドスポット100は6円高の4663円。銀は8月当ぎりが30銭安、ほかは変わらず~30銭高。白金は続落。安寄り後、買い戻しに安値を切り上げる場面があったものの、午後に入ると円高に振れる為替相場に圧迫された。終値は、16年6月先ぎりが52円安の4274円、ほかは43~53円安。パラジウムも続落。終値は30~50円安。