金 5,018円 (+21)

プラチナ 4,585円 (-31)

6/26、ニューヨーク市場の金相場は前日からほぼ変わらず。一時3週間ぶりの安値に下落した後、週末のショートカバーと今週末に行われるギリシャ支援協議への懸念を背景に買い戻された。金の長期的な見通しに対する懸念が相場を圧迫した。金現物は米東部時間午後2時07分時点で0.1%安の1オンス=1171.55ドル。一時5日以来の安値となる1168.25ドルまで下落した。週レベルでは2.2%安で越週する見通し。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは1.40ドル高の1173.20ドルで引けた。ある米国のトレーダーは、週末のショートカバーと四半期末の接近で売りが少ないことが、金先物の小幅上昇に寄与したと指摘した。米国で約10年ぶりの利上げが行われるとの見通しがドル相場を押し上げているほか、金利の付かない金を保有する機会コストを上昇させている。このため、金相場に下落圧力がかかり、レンジでの取引となっている。金は3月半ば以降、1160~1230ドルで取引されており、ギリシャに関する緊張が表向きは高まっているにもかかわらず、上値が制限されている。金を担保に受益証券が発行される金価格連動上場投資信託(ETF)で金現物の保有が増えていることは、支援材料となっている。最大の金ETFであるSPDRゴールド・シェアの金現物保有量は25日に6.9トン増加し、1日の増加量としては2月2日以来最大となった。東京貴金属の金相場は5営業日続落。終値は、中心限月2016年4月きりが前日比20円安の4652円、他限月は21~22円安、新ポ6月きりは発会値比22円安。日中立ち会いは、25日のニューヨーク金先物相場が米利上げ観測の高まりなどを背景とした投機筋の売りに軟化したことから、安寄りした。その後は為替相場が円高に振れたことを眺めた売りに圧迫された。東京ゴールドスポット100は23円安の4657円。銀は20~80銭安。新ポ2016年6月きりは発会値10銭安。白金は4日ぶり反落。NY白金時間外安や円高の進行を眺めた売りに押された。終値は4月きりが6円安の4329円、ほかは5~13円安、新ポ2016年6月きりは発会値比12円安。パラジウムは大幅安。終値は79~99円安、新ポ16年6月きりは発会値比72円安。