金 5,019円 (-9)

プラチナ 4,610円 (+25)

6/24、ニューヨーク市場の金相場は続落した。ドルが対ユーロでの序盤の値下がりから回復し、ギリシャ金融支援協議の進展待ちとなる中、2週間ぶりの安値に沈んだ。ドルの上昇やギリシャ問題への楽観的な見方を背景に、投資家がよりリスクの高い株などの資産を選好したことから、金は軟調地合いとなっている。序盤、株価とドルの下落を眺めて買いが先行したが、いずれも安値から反発に転じたことから売りに押され、一時は8日以来の安値となる1172.90ドルまで下げた。金現物は米東部時間午後3時5分(1905GMT)時点で0.3%安の1オンス=1174.20ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは3.70ドル安の1オンス=1172.90ドルで終了した。サクソバンクの商品リサーチ部門トップ、オーレ・ハンセン氏は「金は多くの悪材料にさらされているにもかかわらず、1170ドルまで上昇するだけの材料は何とか見つけてきた。当面はレンジ商いになるだろう」と予想。また、「工業用金属やプラチナ相場が持ち直しているとみられ、金相場への間接的な買い材料となるかもしれない」と語った。TDセキュリティーズ(トロント)のシニア商品ストラテジスト、マイク・ドラゴシッツ氏は、「米経済指標は少しずつ改善を続けており、金相場には悪材料だ」と述べた。一方、国際通貨基金(IMF)の最近の統計によれば、ロシアとカザフスタンが5月に金の保有量を増やした。東京貴金属の金相場は3営業日続落。中心限月2016年4月先ぎりが前日比24円安の4683円、他の限月は15~24円安で取引を終えた。日中立ち会いは、23日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル高やギリシャ金融支援協議が前進するとの観測を受けて続落したことから、弱気売りが先行して始まった。その後は、手掛かり材料難から売り買い双方の整理商いが主体になり、日中始値を挟んでもみ合った。東京ゴールドスポット100は、15円安の4699円で大引けた。銀は1円~1円40銭安。6月当ぎりと期中12月きりは出合いがなかった。白金は続伸。高寄り後、NY白金時間外の底堅さを眺めた買いが継続し、約定価格を切り上げた。16年4月先ぎりが12円高の4307円、ほかは3~14円高。パラジウムは10月きりの4円安を除き1~34円高。当ぎりと12月きりは取引が成立しなかった。