金 5,043円 (-27)

プラチナ 4,535円 (-58)

6/22、ニューヨーク市場の金相場は反落した。ギリシャ債務問題をめぐる支援協議に進展の兆しが見られることから世界的に株高となる一方、資金の避難先とされる金は1%超下げた。現物相場は米東部時間午後2時16分(1816GMT)時点で1.3%安の1オンス=1184.01ドル。1.5%安の同1181.90ドルまで売られる場面もあった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、17.80ドル(1.5%)安の1オンス=1184.10ドルで引けた。金は一般的に、金融・経済情勢が不安定な時期の適切な投資先とみられている。このところ、ギリシャ債務問題に対する懸念を背景とした買いは控えめだった。ETFセキュリティーズのアナリスト、マーティン・アーノルド氏は「支援協議が合意に達するという期待感は常にあるが、もしギリシャがデフォルト(債務不履行)に陥れば、金は最悪の事態に備えたリスクヘッジとして値上がりするだろう」と述べた。ギリシャはデフォルト回避のため、新たな改革案を提案した。これにより市場では、ギリシャと債権団との合意がまだ可能であるとの期待が高まり、世界的な株高をもたらす一方、金や債券への関心が薄れた。英金融大手バークレイズは「(利上げを判断する上で)確固たる証拠が必要だとする米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の発言は、ギリシャをめぐる不確実性の高まりとともに、金の下値リスクを抑えている」と分析している。ロスランド・キャピタル(カリフォルニア州)の上級経済アドバイザー、ジェフリー・ニコルズ氏は「金市場やその他の金融市場は、年内の利上げを織り込んでいる」との見方を示した。トレーダー筋によれば、世界最大の消費国である中国が休日だったことも、相場を押し下げた要因となった。東京貴金属の金相場は反落。終値は、中心限月の2016年4月先ぎりが前週末比27円安の4716円、他の限月は22~29円安。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物の時間外相場が弱含みとなったことや、円相場の上昇を受け、売りが先行した。その後もNY時間外安を眺めて売り物がちの展開が続き、終盤にかけて下げ幅を拡大した。ゴールドスポット100は22円安の4728円で取引を終えた。銀は金相場の下落になびき小口の売りが出て、30銭~80銭安で終了した。白金は反落。中心限月の16年4月先ぎりが50円安の4284円、他の限月は42~52円安。日中立ち会いは、NY白金時間外安や円高を受けた売りに下落して始まり、その後も下値探りが続いた。パラジウムは44~69円安だった。