金 5,070円 (-14)

プラチナ 4,593円 (-16)

6/19、ニューヨーク市場の金相場は約3週間ぶりの高値水準を維持し、週間ベースで2週連続の上昇となった。ドル高が重しとなったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)が、ハト派的姿勢を強めたとの受け止め方や、ギリシャ債務問題への懸念が相場を下支えした。金現物は米東部時間午後2時9分時点で、0.05%高の1オンス=1201.50ドル。前日に5月中旬以降最も大きな上げを演じた後で、商いは薄かった。週間では1.8%高。ニューヨークのHSBCの貴金属アナリスト、ハワード・ウェン氏は「相場は200日移動平均の上値抵抗線と、100日移動平均の下値支持線の間で動いている」と指摘した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、0.10ドル安の1オンス=1201.90ドルで終了した。利子を生まない金は2007年~09年の金融危機以降の低金利環境の恩恵を受けてきた。ギリシャと国際債権団の交渉行き詰まりは金の支援材料。22日には緊急のユーロ圏首脳会議が開催される。投資家のポジションは依然弱気。世界最大の金上場投資信託(ETF)のSPDRゴールド・トラストの金保有高は2008年以来の低水準で、投機筋はショートポジションを増やしている。アジアの金の現物需要も低調。値動きの小ささと株高から、買い意欲に乏しい。東京貴金属の金相場は大幅続伸。終値は、中心限月の2016年4月先ぎりが前日比56円高の4743円、他限月は54~56円高。日中立ち会いは、18日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場が、ギリシャ不安などを背景に上昇したことを受け、買い先行で始まった。午前はNY時間外相場の上値の重さを眺め、伸び悩んだが、午後は円相場の軟化やNY時間外相場の堅調を映して買い戻され、この日の高値圏で引けた。東京ゴールドスポット100は56円高の4750円で取引を終えた。夜間を含めた出来高は2万1567枚で、上場来の最高(5月28日の1万7957枚)を更新した。銀は30銭安~20銭高。白金は上伸。16年4月先ぎりが16円高の4334円、他限月は7~15円高。日中立ち会いは、NY相場の上昇を眺め、終盤にかけて強含んだ。パラジウムは続落し、23~31円安で終了した。