金 5,024円 (-15)

プラチナ 4,599円 (-39)

6/16、ニューヨーク市場の金相場は反落した。ドル高と米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催中であることが背景。一方で、ギリシャ債務交渉が不調にもかかわらず、安全資産の金への継続的需要は高まらなかった。金現物は米東部時間午後2時59分(1959GMT)時点で、0.4%安の1オンス=1181.45ドルとなった。一方でニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは4.90ドル安の1180.90ドルで終了。シティグループのストラテジスト、デービッド・ウィルソン氏は「人々は米国経済が回復していると考えているため、金は軟調だ」と指摘。「ギリシャが(欧州連合)から離脱するマクロ面での悪材料よりも、米国経済の好調面に注目している」と述べた。この日発表された5月の米住宅着工許可件数は約8年ぶりの高水準だった。今年初めの低調なパフォーマンスから、住宅市場や経済全般に勢いがついてきていることを示している。USバンク・ウェルス・マネジメントの上級投資家ストラテジスト、ロブ・ハワース氏はFRBの利上げに関連し「この日発表の統計は幾つか良好だった。FRBが、特に9月までに動く公算が大きくなり、市場はそれを織り込もうとしているようだ」と述べた。投資家は16日、17日に開かれるFOMCの声明発表を待っている。イエレン議長の発言から、利上げ時期に関する手掛かりを探ろうとしている。金相場はここ数カ月、それほど動いていない。利子を生まない資産への需要低下を招く利上げの時期をめぐる不透明感が背景だ。世界最大の金上場投資信託(ETF)であるSPDRゴールド・トラストからは資金の流出が続き、金保有高は、15日には0.3%減少し、2008年以来の最低水準となった。東京貴金属の金相場は3営業日ぶり反発。終値は中心限月2016年4月先ぎりが前日比21円高の4694円、他限月は19~25円高。日中立ち会いは、ニューヨーク相場がギリシャ債務への懸念や為替のドル安・ユーロ高を眺めて上昇した地合いを引き継ぎ、高寄りした。その後も円相場次第でもみ合いとなり、結局、始値付近まで押し戻された。東京ゴールドスポット100は21円高の4702円。銀は金の上昇になびき、20銭~60銭高としっかり。8、12月きりは約定されなかった。白金は小幅まちまち。NY安を受けて安寄りした後、時間外の堅調や円安を反映して下げ幅を縮め、期近2限月が切り返した。終値は5円安~5円高。パラジウムは約定された期先2限月と6月当ぎりが6~100円高。