金 5,039円 (+13)

プラチナ 4,638円 (-28)

6/15、ニューヨーク市場の金相場は反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、チャート要因による買いとドル安が支援要因となった。一方、ギリシャの債務問題に絡む債権団との交渉が行き詰まり、不透明さが続いていることも相場を下支えした。金現物相場は米東部時間午後3時21分(1921GMT)時点で、0.5%高の1オンス=1186.60ドルとなった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは6.60ドル高の1185.80ドルで終了。現物相場は根強い下値支持線の1180ドルに近づくと、テクニカルな買いが入り相場が反転した。ギリシャと債権団の対立も支援材料になった。ドイツ出身の欧州委員が「非常事態」に対処する準備をする時が来たと述べた。ドルは主要な通貨バスケットに対して0.2%安で、ドル建ての金は割安感が生じた。投資家らは、16、17両日のFOMCで、利上げ時期に関する明確なシグナルが連邦準備制度理事会(FRB)から発せられる可能性があると予想している。ソシエテジェネラルのアナリスト、ロビン・バール氏は「イエレンFRB議長は経済成長についてもう少し楽観的になる可能性がある。おそらく(年末までの)利上げへの道筋の準備が整いつつあると示唆するだろう」と指摘した。世界最大の金上場投資信託(ETF)であるSPDRゴールド・トラストの金保有高は、12日にさらに流出し、2008年以来の最低水準となっている。東京貴金属の金相場は続落。中心限月2016年4月先ぎりが前週末比10円安の4673円、他限月は8~13円安で取引を終えた。日中立ち会いは、先週末12日のニューヨーク金先物相場が、ポジション調整の売りに軟化したことや対ドルでの円高を映し、買方の手じまいが先行して始まった。その後は、上値の重いNY時間外相場を眺め、レンジを切り下げた。東京ゴールドスポット100は、11円安の4681円で引けた。銀は10銭~50銭安。8、12月の2限月は取引が成立しなかった。白金は続落。安寄り後、NY白金時間外安を受けた弱気売りに下げ幅を広げ、16年4月先ぎりは36円安の4373円で終了。ほかは33~45円安。パラジウムは6月当ぎりの変わらずを除き、30~49円安。8月きりは出合いがなかった。