金 5,046円 (+7)

プラチナ 4,761円 (+9)

6/9、ニューヨーク市場の金相場は上伸。欧州市場で株価が下落、コモディティー相場全般が上昇する一方、市場は米国の利上げ時期に関する明確なシグナルを待つ中、金相場はレンジ内でもみ合った。金現物は、米東部時間午後3時27分(1927GMT)時点で、0.3%高の1オンス=1176.88ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、4.00ドル高の1オンス=1177.60ドルで引けた。金相場は前週末5日に、3月19日以来の安値となる1162.35ドルに下落した。強い内容の雇用統計を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月にも利上げに踏み切るとの見方が浮上した。TDセキュリティーズのグローバル・メタルズ・グループのディレクター、スティーブ・スカカロッシ氏は「利上げが明確となれば、再び安値を試す可能性がある」と指摘した上で、「利上げペースが予想よりも緩やかとなれば、年末までには高値に向かう」との見方を示した。9日の欧州株は、中国の弱い統計やギリシャの債務交渉の不透明感を背景に下落した。一方、米国株は、序盤に下げたものの、ほぼ変わらずで引けた。コモディティーが全般に堅調だったことも、金相場を押し上げた。ブレント原油先物が3.5%高となったほか、銅も上昇した。東京貴金属の金相場は反落。終値は中心限月2016年4月先ぎりが前日比26円安の4694円、他限月は24~28円安。日中立ち会いは、為替の円高・ドル安を受けた手じまい売りに安寄りした。その後はニューヨーク時間外の堅調を眺めて若干、下げ渋った。東京ゴールドスポット100は、24円安の4702円で引けた。銀も金の下げになびき、10~80銭安と反落。8、12、2月きりは出合いがなかった。白金は期先を中心に続伸。円高を反映して安く始まったものの、NY時間外の上昇を眺めて切り返した。終値は8月きりの3円安を除き、8~17円高。パラジウムは33~55円安と下落。6月当ぎりは約定されなかった。