金 5,061円 (+17)

プラチナ 4,759円 (+36)

6/5、ニューヨーク市場の金相場は3営業日続落、この日発表された5月の米雇用統計が予想を上回り、年内利上げ観測が強まったことを受けたドル高に圧迫された。金現物相場は米東部時間午後2時55分(1855GMT)時点で0.5%安の1オンス=1170.66ドル。一時1.2%安の1162.35ドルと、3月19日以来の安値に下落した。週間では1.6%安と、3週間連続のマイナスに向かっている。下げ幅は4月24日以来の大きさ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは7.10ドル安の1168.10ドルで引けた。アクティブ・トレーズのカルロ・アルベルト氏は「雇用統計が重要な下値の節目、1175ドルと1170ドルを割り込む契機となった」と指摘。「これで、ここ数週間閉じ込められていた1170~1220ドルのレンジ内取引を抜け出すことができた。1150ドル、さらには1131ドルに下落しやすくなった」と説明した。LOGICアドバイザーズのビル・オニール氏は1140ドルが強力な下値支持線だと分析。「市況は今週いっぱい、弱く、ディフェンシブだった。段階的に下値を割り込みつつある」と語った。雇用統計の発表を受け、ドルは対バスケット通貨で1.5%上昇した。1~3月期の経済成長がさえなかったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)の年内利上げも疑問視されていたが、今週は強い指標が続き、9月利上げも視野に入ってきた。ギリシャが5日に期限を迎えた国際通貨基金(IMF)融資の返済を先延ばししたことから、同国情勢も注目された。東京貴金属の金相場は3営業日続落。中心限月2016年4月先ぎりが前日比19円安の4702円、ほかは18~23円安で取引を終えた。日中立ち会いは、4日のニューヨーク金先物相場が、良好な米経済指標を背景に急落したことから、手じまいや弱気の売りが先行、安寄りした。その後は、日本時間で今夜発表される米雇用統計を控えて様子見ムードが強まり、日中始値近辺でもみ合った。東京ゴールドスポット100は、19円安の4706円で引けた。銀は1~2円安と続落。白金も続落。16年4月先ぎりは、NY安を受けて安寄りした後も弱含みで推移し、24円安の4433円で終えた。ほかは23~31円安。パラジウムは取引が成立した期先2限月が8円安~1円高。