金 5,074円 (-27)

プラチナ 4,746円 (-38)

6/3、ニューヨーク市場の金相場は3週間ぶり安値に反落した。5月の米民間就業者数が市場予想を上回ったことや、対ギリシャ金融支援交渉が妥結するとの期待に圧迫された。米東部時間午後2時56分(1856GMT)時点では0.7%安の1オンス=1185.56ドル。一時1%超安の1179.43ドルと、5月11日以来の安値に下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは9.50ドル安の1184.90ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)が政策金利を据え置いたことを受け、ドルは対ユーロで2週間超ぶりの安値に下落したが、材料視されなかった。米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した地区連銀景況報告(ベージュブック)では、米経済が4月下旬から5月初旬にかけて拡大したことが示され、米株価は上昇。これは金の圧迫材料として作用した。アクティブトレーズのカルロ・アルベルト氏は「ギリシャ情勢に対する楽観や、ドラギECB総裁のコメントを受けたユーロ圏の緊張緩和が株価を押し上げ、金など安全資産への関心を弱めた」と指摘。「ただ、相場の動きをさらに決定付けるのは、5日発表の米経済指標かもしれない」と語った。3日の米雇用指標は、5日に発表される5月の米雇用統計の先触れ。雇用統計は米経済の強さや、FRBの金融政策を占う指標として、注目されている。一方、ギリシャ政府は今週期限を迎える国際通貨基金(IMF)融資の返済を見送る可能性を警告しているが、債権者はデフォルト(債務不履行)を避けるため、妥協もいとわない考えを示唆している。RJOフューチャーズのエリ・テスファイエ氏は「ギリシャ情勢や(米国の)利上げをめぐる不透明感を、市場は織り込もうとしている」との見方を示した。東京貴金属の金相場は5営業日ぶり反落。終値は、中心限月の2016年4月先ぎりが前日比10円安の4737円、その他の限月は2~9円安。日中立ち会いは、2日のニューヨーク金先物相場がさえない米経済指標やドル安進行を受けて上昇したため、買いが先行した。しかしその後は外国為替相場が円高・ドル安に振れたことや、NY金時間外相場の軟化が圧迫材料となり、ポジション調整の売りに押されて値を沈めた。東京ゴールドスポット100の終値は4円安の4749円だった。銀はまばら商いの中、30銭安~20銭高と小幅まちまちで終了した。白金は6営業日ぶり反発。NY白金の上昇を受けた買いが入り、14~27円高で取引を終えた。パラジウムは売られ、26~39円安で取引を終えた。