金 5,101円 (0)

プラチナ 4,784円 (+25)

6/2、ニューヨーク市場の金相場は上昇。米経済指標が予想を下回ったことを受けたドルの下落に反応した。また、ギリシャ金融支援交渉をめぐるハイレベル会合がこう着状態の打開につながるか、不透明感が持続していることも背景。金現物相場は米東部時間午後2時43分(1843GMT)時点で0.4%高の1オンス=1193.75ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは5.70ドル高の1194.40ドルで引けた。米コネティカットのスプロット・アセットマネジメントUSAの貴金属ストラテジスト、トレイ・レイク氏は「私見では、これは明らかにきょうのユーロ・ドル相場の展開の反映だ」と指摘。「これらはかなり理想的な状況なので、金相場がきょう思ったほど上昇していないことは少し気になる」と語った。ユーロは対ドルで上昇。ギリシャが債権団との間で合意に達するとの見方から、ドルの下げ幅は1日としては対ユーロで3月半ば以来の大きさとなる見込み。2日発表された4月の米製造業受注は、予想に反して前月を下回り、これもドル指数を押し下げた。シティグループのストラテジスト、デービッド・ウィルソン氏は「人々はまだ年内の米利上げを予想しており、そんな中でより弱い内容の指標が出ると、利上げ時期が12月になるのかどうかという、ちょっとしたパニックが起こりやすい」と述べた。独仏首脳と、ギリシャへの金融支援で債権団を構成する欧州連合(EU)、国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)のトップらは1日夜にベルリンで会合を開き、今後数日間、支援合意に向けた取り組みを強力に推進していくことで一致した。弱気な地合いを反映し、世界最大の金上場投資信託(ETF)SPDRゴールド・トラストの1日時点の保有高は714.07トンと1月半ば以来の低い水準に減少した。東京貴金属の金相場は4営業日続伸。終値は中心限月2016年4月先ぎりが前日比4円高の4747円、他限月は2~5円高。日中立ち会いは、為替の円安・ドル高を反映して高寄りした。その後、ニューヨーク時間外はもみ合ったが、円相場が堅調になったため、伸び悩んだ。銀は20銭~40銭高と小反発。高寄り後は若干、上げ幅を削った。白金は5営業日続落。高寄り後、円安の一服を受けて値を消した。終値は11~22円安。パラジウムは約定された10月きりが26円安の反落、期先2限月が9~12円安と続落で取引を終えた。