金 5,060円 (+7)

プラチナ 4,778円 (+2)

5/28、ニューヨーク市場の金相場は小幅上伸。ギリシャ問題への懸念や、米新規失業保険申請件数が予想外の増加を示したことを受け、ドルや株価が下落したことに支えられた。米東部時間午後2時26分(1826GMT)時点では0.1%高の1オンス=1188.30ドル。一時1180.55ドルと、11日以来の安値に下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物6月きりは、2.50ドル高の1188.10ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は、ギリシャが直面する事態の深刻さを強調。ユーロ圏初のデフォルト(債務不履行)を招く可能性を公に指摘した。これを受け、ドルは対バスケット通貨で0.2%下落した。一方、米新規失業保険申請件数は23日までの1週間で28万2000件と、前週比増加した。TD証券のバート・メレク氏は「市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)は金融引き締めに着手する用意があるという、イエレン議長のかなりはっきりした発言に反応してきた」と指摘。「短期的に、レンジ内の傾向が強まるだろう。FRBの動向が注目されている」と語った。マッコーリーのマシュー・ターナー氏は「まるで恐怖が差し迫っている、試験が迫っているようだ。結局はそんなに悪くない結果となるかもしれないが、誰もがやや神経質になっており、大きなポジションに慎重になっている」と述べた。実需関連では、4月の中国の香港経由の輸入が8カ月ぶりの水準に減少した。東京貴金属の金相場は反発。終値は、中心限月2016年4月先ぎりが前日比28円高の4718円、他限月は28~33円高。為替相場の円安・ドル高進行を強材料にポジション調整の買いが先行した。その後は、NY時間外高と円安を支援要因に水準を切り上げ、強地合いを保った。銀はまちまち。80銭安~30銭高。白金はおおむね続落。安寄り後は、NY時間外の強含みや円安を眺めて下げ幅を縮小するも、弱地合いを脱することはできなかった。16年4月先ぎりが2円安の4494円、ほかは4円安~変わらず。パラジウムは期先2限月が5営業日続伸し、15~19円高。先ぎりは継続足で3月12日以来の高値水準を付けた。