金 5,053円 (+21)

プラチナ 4,776円 (-8)

5/27、ニューヨーク市場の金相場は一時2週間ぶり安値に下落したものの、横ばい水準に値を戻した。ドル相場は1カ月ぶり高値から反落したが、金相場は引き続き米国の早期利上げ観測に圧迫された。米東部時間午後2時53分(1853GMT)時点では0.1%高の1オンス=1187.70ドル。一時1183.76ドルと、12日以来の安値に下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物6月きりは、1.30ドル安の1185.60ドルで引けた。米経済指標の改善で、米連邦準備制度理事会(FRB)の年内利上げ観測が強まったことを受け、金は今週だけで1.7%下落した。サクソ銀行のオレ・ハンセン氏は「きのうは二重のマイナス材料に打撃を受けた。何よりも22日から始まったドルの上昇だ」と指摘。「きょうは1170~1180ドルの下値支持レンジを控え、再び安定した」と語った。26日発表された米国の設備投資、消費者信頼感、住宅価格はいずれも、イエレンFRB議長が先週示した年内利上げに対する意欲を裏付ける内容だった。一方で、ギリシャの財政支援をめぐり債権者との合意が近づいたとの報道を受け、不安定な値動きを示していたユーロ相場は安定。株価は上昇した。RJOフューチャーズのエリ・テスフェイエ氏は「大きな売り圧力はない。テクニカルな売りは、1175ドルを割り込むまでは、積極化しないだろう」と語った。26日の金相場の急落は、アジアの需要喚起にはほとんど影響しなかった。MKSはノートで、「オーバーナイトでの大幅下落を受け、アジアから多少の関心が高まることを期待していたが、中国の取引がある程度の支えとなった以外、全般に落ち着いていた」と指摘した。東京貴金属の金相場は3営業日ぶり反落。中心限月2016年4月先ぎりは前日比22円安の4690円、他限月は19~25円安で取引を終えた。日中立ち会いは、26日のニューヨーク金先物相場がドル高や年内の米利上げ観測を背景に下落した流れを引き継ぎ、安寄りした。その後はNY時間外高などを受けて下げ渋る場面も見られたが、マイナス圏を脱することはできなかった。東京ゴールドスポット100は、25円安の4698円で引けた。銀は50~70銭安。6月きり、8月きり、12月きりは出合いがなかった。白金は軟調。16年4月先ぎりは30円安の4496円、ほかは26~38円安。パラジウムは堅調で、31~46円高。6月当ぎりは出合いがなかった。