金 5,032円 (-15)

プラチナ 4,784円 (-37)

5/26、ニューヨーク市場の金相場はドル高が一段と進む中、2%近く下落、一時1オンス=1185.35ドルの安値を記録した。米東部時間午後2時19分(1819GMT)時点では、1.7%安の1186.90ドル。下落率は4月30日以来の大きさ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物6月きりは、17.10ドル安の1186.90ドルで引けた。フォレックス・ドット・コムのファワド・ラザクザダ氏は「欧米の株価が大きく下落したにもかかわらず、奇妙なことに、いくらかの逃避買い以外は、関心を集めなかった」と指摘。「これは、最近の急激な回復と相反すると思う」と語った。4月の米国の設備投資計画が2カ月連続で着実に増加したことを受け、ドルは主要通貨バスケットに対し1.3%上昇した。4月の米新築一戸建て住宅販売は予想を上回る増加幅を示したほか、5月の米消費者信頼感指数も上昇。先週末に発表された米消費者物価指数(CPI)統計の強さや、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が年内利上げに意欲を示したことと合わせ、材料視された。三菱商事のジョナサン・バトラー氏は「米国から改めて好調な経済指標が発表されるか、利上げに意欲的な発言が出るか、いずれにせよ、それが金相場の最終的な決壊を目にする時だろう」と語った。バークレイズはノートで、金とドルの逆相関関係は再び強まり始めていると指摘。「FRBが9月に利上げに着手するという予想を踏まえ、第3四半期(7~9月)が金にとって最もマイナスの四半期になるという予想を維持するが、下落リスクは限られる公算が大きい」と分析した。一方、ギリシャの債務危機が悪化すれば、金需要を押し上げる可能性があるため、投資家は同国情勢にも注目している。東京貴金属の金相場は続伸。終値は中心限月2016年4月先ぎりが前日比17円高の4712円、他限月は14~18円高。日中立ち会いは、ニューヨーク時間外の堅調を眺めて高寄りした。その後、時間外は値を消したが、円相場の下落が買いを支えて小幅に値を伸ばした。銀は金の上昇を受けて変わらず~20銭高と堅調。8月きりと12月きりは出合いがなかった。白金は9~16円高と上伸。NY時間外高を反映して高寄りした後は、円安を手掛かりに水準を上げた。パラジウムは25~37円高と高い。6月当ぎりと10月きりは約定なし。