金 5,019円 (-14)

プラチナ 4,815円 (-11)

5/21、ニューヨーク市場の金相場は下落、経済の勢いが増していることを示す米指標を受けてドルが下げ幅を縮小したことが背景。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)が6月に利上げに踏み切る可能性がほぼない兆しが見られることが金相場を支えた。21日発表された先週1週間の米新規失業保険申請件数の増加幅は予想よりも若干大きかった。一方で、週ごとの変動をならすため、労働市場のトレンドをより正確に表すとされる、同申請件数の4週間平均は5500件減の26万6250件と、2000年4月以来の低水準だった。金現物相場は、米東部時間午後2時43分(1843GMT)時点で0.3%安の1オンス=1205.28ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、0.4%安の1オンス=1204.10ドルで引けた。シャープス・ピクスレーのロス・ノーマン最高経営責任者(CEO)は「これまで金はかなり値上がりしてきており、あらゆる上昇は利益確定の機会とみなされてきた」と指摘。「市場は引き続き弾力的だ。押し目買いや、上昇時の売りが見られる」と語った。20日公表された米連邦準備制度理事会(FRB)の4月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、6月の利上げが時期尚早であろうとの政策担当者らの考えが示されていた。過去数週間で予想を下回る米経済指標が相次いだことで市場でもそのような見方が大勢だ。これら米指標はドルを圧迫し、金を5月14日に3カ月ぶりの高値の1232.20ドルに押し上げた。金相場は米利上げ時期をめぐる不透明感が足かせになり、3月半ば以来1170~1230ドルのレンジ内から抜け出せずにいる。ただ地合いは最近数日間で弱気に転じた。相場が3カ月ぶりの高値から後退したことが背景。世界最大の金上場投資信託(ETF)であるSPDRゴールド・トラストからの金流出が引き続き地合いを損ねた。SPDRの金保有は20日に0.41%減の715.26トンと、4カ月ぶりの低水準になった。東京貴金属の金相場は3日ぶり反発。終値は中心限月2016年4月先ぎりが前日比25円高の4698円、他限月は26~30円高。日中立ち会いは、ニューヨーク相場が前日の急落の反動による買い戻しに上昇した地合いを引き継ぎ、高寄りした。その後は始値付近でもみ合ったが、NY時間外が伸び悩んだことを受け、引けにかけて上げ幅を縮めた。銀は金の上昇になびき、50銭~90銭高と反発。10月きりは出合いがなかった。白金は17~29円高と3日ぶり反発。NY相場高に追随して高寄りした後は、決め手を欠き、もみ合ったが、引け間際に伸び悩んだ。パラジウムは約定された期先2限月が10~17円安。