金 5,039円 (+24)

プラチナ 4,842円 (+39)

5/18、ニューヨーク市場の金相場は5営業日続伸。一連の米経済統計の弱さを受けて連邦準備制度理事会(FRB)が当面利上げを控えるとの観測が強まり、3カ月ぶりの高値を付けた。金現物は先週、3%上昇。週間ベースの上昇幅は4カ月ぶりの大きさとなった。米雇用市場や小売売上高、消費者信頼感が振るわなかったことから、アナリストらは利上げは差し迫っていないと判断。金相場の重しがやや軽減された。金現物は米東部時間午後2時36分(1836GMT)時点で0.1%高の1224.87ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは2.30ドル高の1227.60ドルで引けた。キャピタル・エコノミクスのアナリストは「米国の統計は予想よりも大幅に弱く、6月か7月の利上げ予想は後退した。われわれはFRBの利上げは9月になる公算が大きいとみている。弱い統計が続けば、金相場は強く反応するだろう」と指摘した。金相場はこの日、2月中旬以来の高値の1232.20ドルの高値を付けた。ただ、ドルが対ユーロで約1%上昇する中で値を削った。投資家は、利上げ時期の手掛かりを探るべく、20日に公表される4月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録要旨に注目している。フォレックス・ドットコムのフォワド・ラザクザダ氏は「ギリシャの懸念が市場にくすぶり、米利上げ観測が後退し、さらに欧州株がやや鈍る中で、安全な逃避先としての金を保有する機会コストは低下したようだ」と述べた。東京貴金属の金相場は4営業日続伸。終値は、中心限月2016年4月先ぎりが前週末比47円高の4716円、他限月は46~48円高。日中立ち会いは、先週末15日のニューヨーク金先物相場が市場予想を下回る米経済指標を受けてやや強含んだことから、売方の手じまいが先行。その後もNY時間外の下げ渋りや円の軟化を映して水準を上げ、終盤には時間外の急伸を眺めて買いに勢いがついた。先ぎり継続足は一時2月12日以来約3カ月ぶりの高値を付けた。東京ゴールドスポット100は、48円高の4725円。銀は4営業日続伸。1円~2円10銭高で引けた。白金は3営業日続伸。底堅く推移するNY時間外と円の緩みを材料に水準を切り上げ、この日の高値圏で取引を終えた。先ぎりが46円高の4532円、ほかは45~51円高。先ぎり継続足は約1カ月ぶりの高値を付けた。パラジウムは上伸。当ぎりが50円高、期先2限月が33~34円高で取引を終えた。8~12月きりは約定されなかった。