金 5,006円 (+29)

プラチナ 4,768円 (+44)

5/14、ニューヨーク市場の金相場は一時3カ月ぶりの高値を付けた。この日発表されたまちまちの米経済指標を受けて米早期利上げ観測が後退し、ドルが圧迫されたことが背景。金現物は一時、2月17日以来の高値となる1オンス=1227.04ドルまで上昇。米東部時間午後2時28分(1828GMT)時点は0.5%高の1221.43ドルで取引された。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは7ドル高の1225.20ドルで引けた。このままいけば金は週間ベースで1月以来の上げ幅となる見通し。4月の米小売売上高が前月比横ばいとなり、ドルが3カ月ぶりの安値を付けたことに伴い、13日に金は2%近く上昇していた。この日発表された9日までの1週間の米新規失業保険申請件数は減少し、先月付けた15年ぶりの低水準に接近した。一方で、ドル高や原油安を受けて4月の生産者物価指数(PPI)は低下した。BMOキャピタル(ニューヨーク)の金属取引ディレクター、タイ・ウォン氏は「これらの指標は米市場にとって明るい材料だ。失業率の低下と低インフレは魅力的な組み合わせだ」などと語った。東京貴金属の金相場は大幅続伸。中心限月2016年4月先ぎりが前日比57円高の4640円、ほかが51~56円高で取引を終えた。日中立ち会いは、13日のニューヨーク金先物相場が弱い米経済指標を受けた手じまいや強気の買いに急伸したことから、売方が手じまいを急ぎ、高寄りした。その後は、決め手となる材料が乏しく、全般が日中始値近辺でもみ合った。東京ゴールドスポット100は、53円高の4651円で大引けた。白金は上伸。NY白金高を受けて高寄りした後も堅調に推移し、16年4月先ぎりが47円高の4446円、ほかが33~47円高で取引を終えた。パラジウムは出合いのあった期先2限月が15~16円安。