金 4,922円 (+23)

プラチナ 4,680円 (+5)

5/12、ニューヨーク市場の金相場は反発、約1%上伸した。世界全体で債券売りが進み、ドル相場や欧州の株価が軟化したことが要因。金現物は一時取引時間中の高値となる1196.60ドルを付け、米東部時間午後3時(1900GMT)時点では、0.8%高の1オンス=1193.35ドル。一方、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、前日終値比9.40ドル高の1192.40ドルで終了した。ドル指数は0.5%安となり、金相場を下支えた。米10年債利回りはここ数週間で上昇。ドイツ国債の利回りも上昇し、2.3%を上回り6カ月ぶり高水準となった。国債の利回り上昇は、通常金にとっては重しとなる。だが、他市場が弱含んでいることで、そうした下値圧力は打ち消されている。金は欧州の株価急落にも下支えられた。コメルツバンクのアナリストは、債券の利回りが上昇する一方で、ドルの軟化や株価が弱含んだことが金相場の上昇要因と指摘した。さらに、「独10年債利回りは0.1%を下回る水準から約0.8%に上昇し、これは昨年12月以来の高水準だ。また、米10年債利回りも、4月後半に2%を下回っていたのがきょうは6カ月ぶり高水準の2.36%に上昇した。実質金利の上昇は金にとってはネガティブだ」と話した。東京貴金属の金相場は反落。終値は中心限月2016年4月先ぎりが前日比13円安の4557円、他限月は9~13円安。日中立ち会いは、11日のニューヨーク相場が為替のドル高・ユーロ安や米長期金利の上昇を受けて反落した地合いを引き継ぎ、安寄りした。午前は、下げ渋る場面もあったが、午後はNY時間外安に押され、日中始値付近で大引けた。銀は金の下げに追随し、40銭~70銭安と軟調。8月きりは出合いがなかった。白金は反落。NY安を受けて安寄りした後、NY時間外の堅調になびいて下げ渋った。終値は30~36円安。パラジウムは約定されなかった6月当ぎりを除き、同33~59円安と下落。