金 4,879円 (-20)

プラチナ 4,671円 (-33)

5/7、ニューヨーク市場の金相場は続落。ドル高や金利高を背景に投資資産としての金の魅力が低下した。米国の利上げ時期の不透明感にも圧迫された。金現物は、米東部時間午後2時14分(1814GMT)時点で0.8%安の1オンス=1182.31ドル。節目の1200ドルの水準を5営業日連続で下回った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、8.10ドル安の1オンス=1182.20ドルで引けた。ABNアムロのアナリスト、ジョージェット・ブレ氏は「現時点では、金利の上昇が金相場軟調の主な要因だ」と指摘した。2月中旬以降の金相場は1142~1224ドルと、約80ドルの狭いレンジ内で推移している。1月のレンジは約150ドルだった。米欧ともに金利は上昇基調にある。原油相場の回復を受け、デフレ懸念が緩和しているほか、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利上げも予想されている。金には利息が生じないため、米国債などの利回り上昇は、金相場に対してはネガティブな材料。ドイツ国債10年物の利回りは6日に今年最高を記録したほか、米国債10年物の利回りも7日に5カ月ぶりの高水準となった。ドルの堅調も、金相場の上値を抑えたという。FRBのイエレン議長は、金融政策の正常化に伴い、米国の長期金利が上昇し、金融市場に混乱を招く可能性があると警戒感を示した。ANZはリポートで「金利急騰に関するイエレン議長の発言は、金相場の重しとなった」と指摘した。東京貴金属の金相場は3営業日ぶり反発。終値は、中心限月の2016年4月先ぎりが前営業日比16円高の4552円、他の限月は7~18円高。日中立ち会いは、東京市場の連休中に対ユーロでドル安が進み、ドル建ての金相場に買いやすさが広がったことを眺めて、値頃買いが先行して始まった。その後は、ニューヨーク金の時間外相場が下落したことから上げ幅を縮小。午後は材料難から方向感を欠いた。この日スタートした新しい取引の「東京ゴールドスポット100」は、4565円の初値を付け、その後は同水準を挟んだ動きとなり、4562円で取引を終えた。銀は金になびいて小反発。20銭~1円高で終了した。白金は4営業日ぶり小反落。中心限月の16年4月先ぎりは3円安の4416円、他の限月は4~14円安。小幅まちまちで始まった後、NY白金の時間外相場の下落を眺めて弱含んだ。パラジウムは続伸し、8~21円高で引けた。