金 4,932円 (+13)

プラチナ 4,722円 (+47)

4/29、ニューヨーク市場の金相場は下落。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げ開始時期について、金融政策会合ごとに判断する考えを示唆したことを受け、相場は下げ幅を拡大した。FRBは2日間の連邦公開市場委員会(FOMC)後に出した声明で、米国の雇用と経済の弱さを指摘。FRBが年内に利上げに踏み切る計画の遂行に苦しんでいる兆候がうかがえる。金現物相場はFRB声明発表後にこの日の安値の1オンス=1201.13ドルを付け、米東部時間午後3時03分時点で0.6%安の1204.70ドル。金は前日までの過去2営業日で計3%近く上昇し、28日には3週間ぶりの高値の1215ドルを記録していた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは3.90ドル安の1210.00ドルで引けた。ニューヨークのBMOキャピタル・マーケッツの金属取引ディレクター、タイ・ウォン氏は「最近の経済成長や雇用の弱さにもかかわらず、FRBが利上げ時期を実質的には動かしていないと市場は読んでいる。冬季の景気減速や、弱い内容だった3月の雇用統計をFRBが過度に強調していないと市場はみている」と語った。多くのトレーダーは既に6月利上げの予想を後退させているが、FRB声明は9月利上げの可能性を排除しなかった。ドル指数は2カ月ぶりの安値に下落したが、FRB声明発表後に下げ幅を縮小した。最近の金相場高はアジアの現物需要を減退させている。中国の金相場の、国際指標価格に対するプレミアムは28日のオンス当たり2~3ドルから、29日は約1ドルに縮小した。東京貴金属の金相場は急反発。終値は中心限月2016年4月先ぎりが前日比70円高の4583円、他限月は68~71円高。日中立ち会いは、27日のニューヨーク相場がギリシャ支援の不透明化や為替のドル安・ユーロ高を背景とした買い戻しに急伸した地合いを引き継ぎ、大幅高で寄り付いた。その後は、NY時間外次第の動きになり、値を伸ばした後、伸び悩んで日中始値付近で終了した。銀は金の上昇を眺め、期先3限月が2円~2円50銭高と反発。期近3限月は出合いがなかった。白金はNY高を受け、6営業日ぶりに反発。高寄り後は決め手を欠き、もみ合った。終値は66~76円高。パラジウムは約定された期先3限月が11~18円高と堅調。