金 4,919円 (+84)

プラチナ 4,675円 (+79)

4/27、ニューヨーク市場の金相場は2%超上伸し、1オンス=1200ドルを上回る水準を付けた。ショートカバーが入ったほか、5月きりのオプションの納会に絡んだ買いが誘われた。銀も、金相場高を眺めて5%急伸した。金現物は米東部時間午後2時56分(1856GMT)現在、2.1%高の1オンス=1203.30ドル。前週末に付けた5週間ぶりの安値から大幅に値を戻した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは2.4%高の1オンス=1203.20ドルで終了。ゴールドコアの調査ディレクター、マーク・オバーン氏は、1200ドルを上抜けたため、テクニカル要因の買いが膨らんだと指摘。幾つかの相場押し上げ要因があったが、ショートカバーが主な要因となった可能性があると説明した。トレーダーらによると、5月きりのオプションがこの日納会を迎え、1200ドルの権利行使価格に比較的大量の建玉がある中、オプション絡みの買いも相場を押し上げたという。現物相場は、テクニカル要因の買いに米東部時間午前10時に50日間移動平均を上回った後、5分以内に約8ドル上伸した。フォレックス・ドットコムのフォワド・ラザクザダ氏は、ドルが対主要通貨で3週間ぶりの安値に下落しており、これが一部弱気筋の買い戻しにつながった可能性があると指摘。「金相場のテクニカル面での見通しは突然、一段と前向きな状態になっているようだ」との見方を示した。投資家らは29日に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を精査し、米国の利上げのタイミングの手掛かりを探る見込み。ディーラーらはまた、主要アジア市場の金現物需要は、先週の相場安を受けて堅調だと指摘した。東京貴金属の金相場は大幅下落。終値は、中心限月の2016年2月きりが前週末比55円安の4517円、他の限月は53~56円安。前週末のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場が、世界的な株高を背景に売られ、約5週間ぶり安値で終了したことや、円高・ドル安の進行が圧迫要因となり、売りが先行した。ただ、日中立ち会いでは、NY金の時間外相場が下げ渋ったことから、売り一巡後はやや下げ幅を縮めて取引を終えた。2016年新ポ4月先ぎりは、前週末の夜間取引で2円下ざやの4571円で発会し、4487円と3月19日以来約5週間ぶりの安値を付ける場面がみられた。日中立ち会いはおおむね4500円台での出会いとなり、結局4513円で取引を終えた。銀は金の下落になびいて小安く推移し、変わらず~40銭安で終了した。新ポ16年4月きりは30銭下ざやの60円80銭で発会し、60円50銭で取引を終えた。白金は下落。16年2月きりは54円安の4336円、他の限月は52~58円安で取引を終えた。NY白金相場の下落や円高を眺めた売りが地合いを圧迫した。16年4月先ぎりは、1円下ざやの4398円で発会し、4339円に値下がりして取引を終えた。パラジウムは続伸。3~16円高で取引を終えた。新ポ16年4月きりは、同ざやの2969円で発会したあと、日中立ち会いは堅調となり、2972円で取引を終えた。