金 4,959円 (+42)

プラチナ 4,749円 (+12)

4/21、ニューヨーク市場の金相場は反発。外国為替相場主導で不安定な値動きを示す中、米ドル安で金投資の魅力が高まったことを受け、前日の下げ幅の大半を取り戻し、上値抵抗線を突破した。金現物は米東部時間午後1時56分時点で0.5%高の1オンス=1202.90ドル。上値抵抗線の1200ドルを抜き、一時1204ドルの高値を付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは9.40ドル(0.8%)高の1203.10ドルで引けた。RJOフューチャーズのフィリップ・ストレイブル氏は「きょうは外為と債券市場が関心を集めている。ドル指数はかなり強含んで始まった後、反落し、マイナス圏に入った」と指摘した。欧州中央銀行(ECB)が緊急流動性支援(ELA)の担保としてギリシャの銀行が差し出した証券に対するヘアカット率(担保価値の削減率)の拡大案を提示したことを受け、トレーダーがポジション調整に動いたことも金相場を支援した。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ時期をめぐっては、もっとはっきりする材料が出るまで、金は方向感を欠く展開となりそうだ。UBSはノートで「FRBの金融引き締めのタイミングやペースをめぐる不安が、投資家が大きなポジションを抱えたがらない背景に加わっている」と指摘した。オーバーナイトの中国の実需は鈍く、MKSによると「出来高は乏しく、値動きも緩やか」だった。祝祭日を控えたインドの実需動向も関心を集めている。東京貴金属の金相場は小幅まちまち。中心限月2016年2月先ぎりが前日比3円安の4583円、他限月は5円安~7円高で取引を終えた。日中立ち会いは、20日のニューヨーク金先物相場が、ドル高や株高を背景に反落したのを受け、手じまい売りが先行して始まった。NY時間外の堅調を眺め、全般に引き締まる場面もあったが、NY時間外が伸び悩むと戻りも限られた。銀は70銭~1円60銭安。4月当ぎりは取引が成立しなかった。白金は反落。安寄り後もNY時間外の上値の重さを眺め、軟調地合いが継続した。終値は34~42円安。16年2月先ぎりは、夜間取引で一時4418円まで値を下げ、継続足で2日(4413円)以来の安値を付けた。パラジウムは期先2限月が4~19円安で引けた。