金 4,941円 (+18)

プラチナ 4,810円 (+38)

4/17、ニューヨーク市場の金相場は上伸。ただ、この日発表された3月の米消費者物価指数(CPI)の上昇を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げ時期を遅らせるとの見方が後退し、ドルが値を上げる一方、金は上値を削った。ただ、米国の一連の低調な経済指標を背景に、FRBの6月の利上げへの懐疑的な見方が広がり、金は今週1オンス=1200ドルを突破。この日も大台を上回る水準を維持した。金現物相場は米東部時間午後2時36分(1836GMT)現在、0.6%高の1オンス=1204.10ドル。一時1207.60ドルの高値を付けた。週間ベースでは0.3%安。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは5.10ドル高の1203.10ドルで終了。TDセキュリティーズのスティーブ・スカカロッシ氏は「今後数日間もなおレンジ取引となるもようだ」と指摘。4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)から手掛かりを得ようと、4月末に注目する向きも出ていると説明した。ジュリアス・ベアのコモディティー(商品)アナリスト、ウォーレン・クレイジグ氏は「利上げが先送りされるとしても、市場関係者はなお利上げを予想している。こうした状況は金相場にとっての下押し要因だろう」と分析。「(当初の見込みよりも)利上げが遅れれば、金相場は一時的に下支えられるだろうが、長期的には下落するだろう」と述べた。16日にはFRB当局者らの発言で、利上げ時期をめぐって見解が食い違っていることが判明しており、利上げに関する不透明感が高まっている。今週の中国とインドの現物買いは低調。中国の国際指標相場に対するプレミアムは若干回復したが、インドでは低下した。東京貴金属の金相場は反落。中心限月2016年2月先ぎりは前日比24円安の4586円、他限月は23~26円安で取引を終えた。日中立ち会いは、16日のニューヨーク金先物相場が利益確定売りに下落した流れを引き継ぎ、安寄りした。その後も、NY金時間外の戻りの鈍さを眺め、弱地合いが継続した。銀は期中2限月と16年2月先ぎりが40~80銭安で終了。白金は3日ぶりに反落。安寄り後もNY時間外の上値の重さに頭を抑えられ、マイナス圏でもみ合った。終値は14~23円安。パラジウムは4月当ぎりと期先2限月が17~150円高で大引けた。