金 4,923円 (-27)

プラチナ 4,772円 (-17)

4/16、ニューヨーク市場の金相場は小幅安。下げ幅を縮小し、1オンス=1200ドル付近で落ち着いた。ドル相場がこの日も下落したことが背景。金現物需要の弱さが相場を圧迫する一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ時期をめぐる不透明感が金を下支えした。金現物相場は米東部時間午後2時26分(1826GMT)時点で0.05%安の1オンス=1200.66ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、3.30ドル安の1998.00ドルで引けた。FRBのフィッシャー副議長は16日、米インフレ率がFRB目標に近づいていることを示す兆候が積み上がっていると指摘、FRBが年内に利上げに踏み切る公算が大きいとの持論を改めて述べた。これを受けて金相場は日中の下げ幅を拡大した。ディーラーらによると、金の現物需要が依然弱い中、相場は1200ドルを大幅に上回れずにいるという。ジュネーブのMKSの取引責任者、アフシン・ナバビ氏は「相当量の現物需要が生じない限り、金相場が大きく上げるとは考えにくい。現物需要にはそれほど勢いがなく、一方で供給は多い。実質的には、買いを入れている国はインドだけであり、プレミアムは非常に低い。中国は非常に静かである」と語った。ドル指数は3営業日続落。16日発表された米経済統計では、先週1週間の新規失業保険申請件数が予想に反して前週比で増加。3月の住宅着工件数の増加幅は予想を大きく下回った。アナリストらは、米利上げ時期の見通しがさらに明瞭になるまでは、金トレーダーらは引き続き米経済統計に注目するだろうと指摘した。東京貴金属の金相場は反発。終値は、中心限月の2016年2月先ぎりが前日比25円高の4610円、他の限月は24~28円高。15日のニューヨーク市場では、弱い米経済指標を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを急がないとの見方が浮上し、NY商品取引所(COMEX)の金塊先物相場が上昇。日中立ち会いは、こうした流れを引き継ぎ、ポジション調整などの買いが先行した。その後はいったん伸び悩む場面がみられたが、午後はNY金時間外相場の持ち直しを受けて買いが強まり、高値引けした。銀も金に追随して小じっかりとなり、30銭~80銭高で終了した。白金は続伸。中心限月の2016年2月先ぎりは34円高の4507円、他の限月は23~32円高。日中立ち会いは、NY白金相場の上昇を受けた買いが先行した。その後はNY白金が時間外相場で値を消したことから、いったん伸び悩んだが、終盤は円相場が軟調に転じたことに支えられ、堅調さを取り戻した。パラジウムは200円安~9円高と小口玉次第の動きだった。