金 4,950円 (+31)

プラチナ 4,789円 (+34)

4/15、ニューヨーク市場の金相場は上昇。1%上げて1オンス=1200ドルを超える展開となった。米経済指標が予想より弱かったことを受けて取引終盤にドルが下落したことが背景。一方で欧米の株価上昇が金の上値を抑えた。金現物相場は下落する場面もあったが、その後最大1%上伸し、1オンス=1204.60ドルの日中高値を付けた。米東部時間午後2時42分(1842GMT)時点で0.8%高の1203.10ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは8.70ドル(0.7%)高の1201.30ドルで引けた。ニューヨークのHSBCセキュリティーズの貴金属アナリスト、ハワード・ウェン氏は「取引終盤での上昇は、ドル指数の後退に起因するようだ」と指摘した。15日発表された3月の米鉱工業生産指数が0.6%低下したことを受け、マイナス圏に沈んだ。コメルツバンクのアナリスト、ダニエル・ブリーズマン氏は「ドルの下落は弱い米経済統計が主因だ。米国から弱い経済統計が出る限りは、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利上げを開始する可能性は低い」と語った。欧州株が上伸し、米株価も値上がりしたことが15日の金相場反発の上値を抑えた。ソシエテ・ジェネラルのアナリスト、ロビン・バー氏は「金塊は、利回りをもたらす他の金融資産と競合せざるを得ない。上値方向で金がやるべきことはまだ多くある。現時点では逆風が多すぎる。その状況がすぐに変わるとは思わない」と語った。15日発表された1~3月期の中国国内総生産(GDP)伸び率が7%と6年ぶり低水準だったことは、中国からの現物需要が今年も勢いに欠けることを示唆している。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月2016年2月先ぎりが前日比10円安の4585円、他限月は8~14円安。14日のニューヨーク金先物相場はポジション調整の売りに押され続落。東京市場はNY安と為替相場の円高・ドル安を映して買方の手じまいが先行した。その後は手掛かり材料に乏しい中、マイナス圏で主体性なく上下動を繰り返した。銀はまちまち。1円50銭安~10銭高。白金は反発。NY時間外の底堅い動きを支援要因に堅調地合いを維持した。2月先ぎりが10円高の4473円、ほかは5~17円高で取引を終了。パラジウムは方向感を欠き、75円安~3円高。