金 4,953円 (-50)

プラチナ 4,765円 (-95)

4/13、ニューヨーク市場の金相場は下落。複数の米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が、早期の利上げの可能性に言及したことを受け、ドル相場が上昇したことが背景にある。米リッチモンド連銀のラッカー総裁は10日、FRBは6月利上げを考慮すべきであるとの持論を再び展開した上で、経済統計の内容次第で、いったん引き上げた政策金利を再び下げることは恥ではないと強調した。これとは別に、米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁はロイター通信に対し、米労働市場が改善するにつれ、利上げ後に予想外の後退で景気回復が脱線するリスクは低下しつつあるとの見方を示した。バークレイズはメモで「当行のエコノミストらは、6月の米利上げは、可能性はあるものの、ありそうにないとの考えだ。ただ、6月利上げの可能性が排除されていないということが金相場を圧迫した」と指摘した。金現物相場は一時約1%安の1オンス=1196.23ドルまで下げた後、下落分をいくらか取り戻し、米東部時間午後2時08分(1808GMT)時点で、0.7%安の1199.32ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは5.30ドル(0.4%)安の1199.30ドルで引けた。ABNアムロの商品アナリスト、ジョージェット・ブレ氏は「相場が1200ドル付近にとどまっているのは米金利状況と関係している。1140ドル付近のかつての安値水準を割り込むのは時間の問題だ」と語った。ドルの通貨バスケットに対する相場を示すドル指数は堅調だった。中国の需要は依然力強さに欠ける。東京貴金属の金相場は続伸。終値は、中心限月2016年2月先ぎりが前週末比31円高の4653円、ほかは26~37円高。日中立ち会いは、先週末10日のニューヨーク金先物相場がポジション調整の買いに反発したのを受け、手じまいや強気の買いが先行して始まった。寄り後は、NY時間外の上値の重さを眺めた整理売りが出て、伸び悩んだ。銀は出合いのあった4月当ぎりと期先3限月が変わらず~90銭高。白金は続伸。高寄りした後、NY白金時間外安を背景にじりじりと値を下げ、16年2月先ぎりが14円高の4558円、ほかは12~16円高で取引を終えた。パラジウムは取引が成立しなかった4月当ぎりを除き、35~46円高と上伸した。