金 5,003円 (+40)

プラチナ 4,860円 (+41)

4/10、ニューヨーク市場の金相場は上伸。チャート上の節目を上抜けたが、週間では4週ぶりの下落で、ドル高や米国の年内の利上げ観測が上値を抑えている。金現物は、米東部午後2時23分(1823GMT)時点で、1%高の1オンス=1206.46ドル。序盤は横ばいだったが、テクニカル的な抵抗線の1196ドルを上抜けたことで、自動的な買い注文を誘発、上昇の勢いが加速した。サクソバンクのシニアマネジャー、オーレ・ハンセン氏は「1225ドル近辺の抵抗線を上抜けるには、実体的な買いが一定程度入る必要がある」と話した。ただ、週間では、金現物はなお0.3%安。前週末の雇用統計を受けて、週初の6日には1224.10ドルの7週間ぶり高値を付けたが、その後は水準を下げた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、0.9%高の1オンス=1204.60ドル。RCMオルタナティブズのディレクター、マット・ブラッドバード氏は、金現物の100日移動平均が1211.69ドルと指摘した上で、「100日移動平均が上値抵抗線となる」と話した。ただ、トレーダーらは、長期的な金相場の見通しは依然弱気とみている。米連邦準備制度理事会(FRB)幹部が6月の利上げの可能性を示唆したことは、金の上値を抑えた。トムソン・ロイターのGFMSのアナリストによると、米国経済が欧州や新興国に比べ比較的堅調なことを理由に、金相場が今年、1100ドルの5年ぶり安値を試す可能性もあるという。東京貴金属の金相場は反発。終値は、中心限月2016年2月先ぎりが前日比13円高の4622円、ほかが12~15円高。日中立ち会いは、為替相場の円安・ドル高を受けた売方の手じまいが先行して始まった。寄り後は、ニューヨーク金時間外相場の上昇を眺めた買いが優勢となり、値を伸ばした。銀は出合いのあった4月当ぎりと期先2限月が2円10銭安~20銭高。白金は反発。しっかりに寄り付いた後、NY時間外高を背景に約定価格を切り上げ、16年2月先ぎりが33円高の4544円、ほかが30~34円高で取引を終えた。パラジウムは34~83円高。6、10月の2限月は取引が成立しなかった。