金 5,006円 (+9)

プラチナ 4,849円 (+26)

4/7、ニューヨーク市場の金相場はジリ安の展開となった。ドル相場が回復したほか、世界各地で株式相場が上昇した。ただ、米国の利上げ時期をめぐる不透明感から、金現物相場は前日付けた7週間ぶり高値水準から大きく下げることはなかった。金現物は前日、2月17日以来の高値となる1224.10ドルを付けた。米雇用統計の発表を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)は年内に予想されている利上げの時期を遅らせる可能性があるとの観測が市場で高まったことから、ドルが下落し、金現物相場の支援材料となった。金現物は米東部時間午後2時24分(1824GMT)時点で0.5%安の1208.55ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりの終値は0.7%安の1210.60ドル。この日のドル相場は、10年物米国債利回りが一時上昇したことを背景に、対主要通貨バスケットで0.8%上昇。世界各地の株式市場でもリスク選好が強まった結果、金塊のリスクに対する保険としての訴求力が後退した。アクティブ・トレーズの主任アナリスト、カルロ・アルベルト・デ・カーサ氏によると、金相場は引き続きドル相場の変動や米利上げ観測などに左右される公算が大きい。ニューヨーク連銀総裁のダドリー総裁は6日、米国の利上げ時期は不明だと述べた。一方、ミネアポリス連銀のコチャラコタ総裁は7日、利上げ着手を2016年後半まで待つべきだと主張した。BMOキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)の卑・貴金属取引責任者は「(コチャラコタ氏はFOMCの投票権がないため)金相場は教条主義的ハト派のコチャラコタ氏に反応していない」と話した。アジア市場の金現物需要も、この相場水準では引き続き弱い。東京貴金属の金相場は続伸。終値は中心限月2016年2月先ぎりが前日比8円高の4654円、他限月は6~9円高。日中立ち会いは、週明け6日のニューヨーク金が低調な米経済指標を反映して上伸した地合いを引き継ぎ、高寄りした。その後はもみ合いとなったが、NY時間外の下落が円相場の軟化にやや勝り、始値をやや下回って終了した。銀は70銭安~変わらずと軟調。まちまちで始まった後、一部限月がマイナス圏に沈んだ。4月当ぎりは出合いがなかった。白金は小幅続伸。NY高を受けて高寄りした後、時間外の下げになびいて一時、値を消し、大引けで小締まった。終値は4月当ぎりの2円安を除き、1~5円高。パラジウムは54~67円高と上伸、期近2限月は約定されなかった。