金 4,997円 (+7)

プラチナ 4,823円 (-2)

4/6、ニューヨーク市場の金相場は7週間ぶりの高値を付けた。前週末3日に発表された3月の米雇用統計で、非農業部門就業者数の伸びが約1年ぶりの低い伸びにとどまり、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げ時期を先送りするとの見方が強まった。3月の雇用統計によると、非農業部門就業者数は前月比12万6000人増と、前月の伸びを大幅に下回り、2013年12月以来の低い伸びを記録した。同統計を受けてドルがいったん押し下げられたが、ドルが値を戻したのを眺めて金相場は上げ幅を削る展開となった。アナリストらは6月ないし9月の利上げ開始を見込んでいるが、3月の雇用統計を背景にFRBは利上げ時期を遅らせる可能性がある。スタンダードバンク東京支店長の池水雄一氏は「雇用統計が発表された後、市場関係者は金のロングポジション保有について快適に感じていると思う」と述べた。金現物は米東部時間午後2時8分(1808GMT)現在、0.6%高の1オンス=1217.66ドル。一時、1.2%高の1224.10ドルと、2月17日以来の高値を付けた。RJOフューチャーズのシニア市場ストラテジスト、エリ・テスファエ氏は、市場関係者が現在、9月以降の米国の利上げを見込んでいると指摘。テクニカル要因の買いも、1200ドルを上回る水準に押し上げた要因だと述べた。マークイットが6日発表した3月の米サービス部門購買担当者景況指数(PMI)確定値は昨年8月以来の高水準だった。東京貴金属の金相場は反発。終値は、中心限月2016年2月先ぎりが前週末比43円高の4646円、他限月は43~48円高。日中立ち合いは、ニューヨーク金先物時間外相場が弱い内容の米雇用統計を受けて上伸していることから買いが先行。その後も、NY時間外の堅調を眺めて強地合いを維持した。先ぎり継続足は3月6日以来、1カ月ぶりの高値水準を付けた。銀は期中2限月を除いて20銭~1円10銭高と上伸。期中は10銭安~変わらず。白金は反発。NY時間外高を反映してプラスサイドでもみ合った。16年2月先ぎりが38円高の4530円、ほかは44~54円高。パラジウムは出合いのない期近2限月を除いて、6~32円高と上伸。