金 4,895円 (-9)

プラチナ 4,703円 (+67)

3/31、ニューヨーク市場の金相場はドル高や原油安に圧迫されて続落した。米連邦準備制度理事会(FRB)が今年利上げに踏み切るとの観測を背景に、金は2カ月連続の下落に向けて推移している。FRBのイエレン議長が27日、利上げは今年後半になると示唆したことを受け、先週の金相場は1オンス=1200ドルを超えて3週間ぶりの高値を記録。しかし、その後3%下げる展開となった。米経済の持続的な進展に関するイエレン議長の発言により、金相場の上昇局面は7営業日続伸でストップ。それまでは米利上げの後ずれ観測が上昇の流れに拍車を掛けていた。ナティクシスのアナリスト、ニック・ブラウン氏は「イエレン議長は前回の連邦公開市場委員会(FOMC)の最後で、『忍耐強く』という文言を(声明から)取り除く一方、金利は市場が当初予想していたより穏やかなペースで引き上げられるとの印象を与えることで何とかバランスを取った」と指摘。その上で「われわれにとって最良のシナリオは6月の利上げだ。それまでの間には金が下げる機会は必ずもっとある」と語った。金現物は米東部時間午後3時16分(1916GMT)時点で0.2%安の1オンス=1185.70ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは1.70ドル安の1184.80ドルで引けた。現物相場は3月に入って2.5%安と、2カ月連続で下落。第1四半期(1~3月)としては0.06%安と、小幅ながら3四半期連続で下げている。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月2016年2月先ぎりが前日比10円安の4554円、ほかが7~11円安。日中立ち会いは、為替相場の円安・ドル高を受けた売方の手じまいが先行し、しっかりに始まった。しかし寄り後は、ニューヨーク金時間外相場の軟化を眺めた弱気売りなどが優勢となり、全限月がマイナスサイドへ落ち込んだ。銀は期中、期先の4限月が20銭~1円20銭安と続落。白金も続落。安寄り後、プラスサイドに一時浮上したが、戻りは売られ、日中始値近辺まで押し返された。16年2月先ぎりは7円安の4357円、ほかは5~15円安。パラジウムは10円安~5円高とまちまち。