金 4,937円 (+25)

プラチナ 4,735円 (+27)

3/26、ニューヨーク市場の金相場は3週間半ぶりの高値を付けた後、上昇分を一部消す展開になった。中東での緊張が激化し、株価が下落したほか、投資家らが金やドイツ国債など比較的低リスクとみられる資産への投資を活発化させた。世界的に株価は下落し原油相場は急騰した。サウジアラビアとその同盟国がイエメンのイスラム教シーア派系の武装組織「フーシ派」への空爆を開始したことを受け、中東のエネルギー輸送が危険にさらされる恐れがあるとの懸念が高まった。ドルは対ユーロで一時値下がりしたが、米連邦準備制度理事会(FRB)が実施する金融政策がドルにとってより好ましいものになるとの見方から、ニューヨーク市場の取引時間帯に回復した。金現物相場は一時1オンス=1219.40ドルの高値を付けた。その後はやや後退し、米東部時間午後2時47分(1847GMT)時点では0.6%高の1195.25ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは7.80ドル高の1オンス=1204.80ドルで終了した。コメルツバンクのアナリスト、ダニエル・ブリスマン氏は「中東情勢が改善しなければ、金相場は今後も上がり続ける可能性がある。一方でそうならなければ、金は1200ドルを下回る水準に後退するだろう」と話した。金は7営業日続伸となり、これは2012年8月以来の連続上昇となる。東京貴金属の金相場は4日続伸。終値は、中心限月2016年2月先ぎりが前日比16円高の4585円、他限月は12~20円高。25日のニューヨーク金先物相場は、ハト派的なシカゴ連銀総裁発言やさえない米指標を映し、6営業日続伸した。東京の日中立ち合いは、NY高になびいて高寄りし、その後も堅調なNY時間外を眺めて強地合いを保った。先ぎりは夜間取引で、一時4598円と9日以来の高値を付けた。銀はまちまち。10銭安~50銭高。白金はNY高を受けて反発。16年2月先ぎりが18円高の4440円、ほかは13~21円高。パラジウムはおおむね下落。出合いのない期近2限月を除いて4円安~変わらず。