金 4,912円 (+1)

プラチナ 4,708円 (+11)

3/25、ニューヨーク市場の金相場は6営業日続伸し、約2週間半ぶりの高値を付けた。上向きな内容のドイツ景況感指数を追い風にユーロが対ドルで上昇したことが背景。また米利上げが近い時期に迫っているとの見方が後退したことも金相場にプラスに働いた。25日発表された独IFO景況感指数が、ユーロ圏の景気回復が勢いを強めているとの見方を後押しする内容だったことを受け、ユーロは対ドルで上昇。その後発表された米耐久財受注額が予想を下回ったことで上げ幅を拡大した。金現物相場は米東部時間午後2時52分(1852GMT)時点で0.3%高の1オンス=1196.35ドル。一時は6日以来の高値となる1199.70ドルを付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは5.60ドル(0.5%)高の1197.00ドルで終了した。サクソバンクの商品調査責任者、オーレ・ハンセン氏は「トレーダーらが現段階であまり乗り気ではない買い手である中、相場はジリ高となっている。債券利回りの低下や現在のドル下落が主導している」と語った。金の6日続伸は2012年8月以来の長さ。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が先週、米経済と利上げの可能性について慎重なトーンだったことを受けて続伸している。シカゴのRJOフューチャーズのシニア市場ストラテジスト、エリ・テスファエ氏は「これは金にとって相当遅れて来た調整であり、この傾向が1200ドル台でも続くと思う。市場は27日のイエレン議長の講演にも注目している」と語った。キッコー・メタルズは25日にメモで「ユーロが1ユーロ=1.10ドルを突破すれば、これを受けて買い手は1200ドルを試すだろう。1200ドルを上抜ける可能性もある」と予想した。一方、MKS社は同日、1145~1155ドル近辺で相場を下支えていたアジアの金の現物需要は今の相場水準ではまばらのようであり、以前のような、相場下落を抑える働きはないと指摘した。東京貴金属の金相場は3日続伸。終値は中心限月2016年2月先ぎりが前日比9円高の4569円、他限月は8~12円高。日中立ち会いは、ニューヨーク相場が米株式の下げを受けて続伸した地合いを引き継ぎ、小じっかりで始まった。その後、NY時間外安になびいて値を消す場面もあったが、引き締まった。銀は変わらず~40銭高としっかり。4月当ぎりは出合いがなかった。白金はNY安を受け、3営業日ぶりに反落。安寄り後もNY時間外の下げに追随し、値位置を下げた。終値は12~20円安。パラジウムは20~33円安。6月きりは約定なし。