金 4,839円 (0)

プラチナ 4,667円 (-27)

3/13、ニューヨーク市場の金相場はドルが続伸する中で序盤の上昇幅を縮小したものの、小幅高となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控え、貴金属相場が下げ止まる兆しを見せた。金現物は米東部時間午後2時23分(1823GMT)時点で0.1%高の1オンス=1154.35ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは0.50ドル高の1152.40ドル。週間ベースでみた金相場は、今週に入って約1%下落。11日には一時、3カ月超ぶりの安値となる1147.10ドルまで下げた。iiトレーダー(シカゴ)のシニアマーケットストラテジスト、テディー・スロープ氏は「相場はまるで混乱しているようだ。方向性を探っているようだ」と語った。前週に発表された米雇用統計が予想よりも強い内容になったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期利上げに踏み切るとの観測が強まった結果、金相場はそれ以降、軟調商いが続いていた。今後の注目材料は、17、18両日に開かれるFOMCとなる。サクソ銀行のオル・ハンセン氏は「金は1150ドル近辺をやや上回る水準を保っているが、とりわけドルがユーロに対してパリティー(等価)に近づく中、来週のFOMCを前にドルが引き続き上昇する可能性があり、相場にはよりダウンサイドリスクが大きい」と話した。13日の外国為替市場でドルはほぼ12年ぶりの高値に上昇。米国と欧州の金利差を背景に、ドルとユーロはパリティーになると、幅広く受け止められている。ドル高になれば、他の通貨を保有する投資家にとって金は割高になるため、相場の重しになる。また金利の上昇は通常、金といった利子を生まない資産に対する需要を抑える。金の弱気相場を反映し、世界最大の金上場投資信託(ETF)であるSPDRゴールド・トラストの12日時点の保有金は0.28%減の750.95トンと、1月以来の低い水準となった。同ゴールド・トラストには3週間にわたって金の流入がない状態が続いている。東京貴金属の金相場は小反発。中心限月2016年2月先ぎりが前日比5円高の4523円で取引を終えた。日中立ち会いは、決め手になる材料が乏しい中、最近の軟調地合いを引き継ぎ、弱気売りが先行して始まった。寄り後は、ニューヨーク金先物時間外相場の上昇や対ドルでの円軟化を眺めて買い戻しが入り、期先主導でプラスサイドへ切り返した。銀は30銭安~60銭高。期近6月きりは取引が成立しなかった。白金は総じて反発。安寄りした後、NY白金時間外のジリ高を受けた買い戻しに引き締まった。16年2月先ぎりは4円高の4430円で大引けた。ほかは期近6月きりの1円安を除き、2~12円高。パラジウムは29円安~24円高。6月きりと10月きりは出合いがなかった。