金 4,894円 (+25)

プラチナ 4,979円 (+24)

3/9、ニューヨーク市場の金相場はほぼ横ばい。ドル相場の上昇一服や欧州株下落が背景。前週末に発表された米雇用統計を受けて、連邦準備制度理事会(FRB)の早期利上げ観測が浮上しており、3カ月ぶりの安値近辺で推移した。金現物は米東部時間午後2時半(1830GMT)時点で、0.1%高の1オンス=1166.72ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは2.20ドル高の1166.50ドルで引けた。シティのアナリスト、デービッド・ウィルソン氏は「6日発表された経済データが市場予想を大きく上回る内容だったことから、FRBは次回の連邦公開市場委員会(FOMC)で声明の変更を行う必要があると、市場では考え始めている」との見方を示した。6日に公表された2月の米雇用統計では、非農業部門就業者数が大幅増加したほか、失業率は低下し、2008年5月以来の低水準となった。金利の上昇は、利息が付かない金などの資産にとって需要鈍化につながる可能性がある。ドル相場は、主要通貨のバスケットに対して約11年半ぶりの高値を付けた後、上げが一服状態となった。東京貴金属の金相場は5営業日続落。終値は、中心限月2016年2月先ぎりが前週末比66円安の4551円、他限月は65~74円安。先週末6日のニューヨーク金先物相場は、強い米雇用統計を受けて利上げ観測が高まったことから大幅続落した。東京の日中立ち会いは、NY安を映して大幅安で寄り付き。その後は、NY時間外の強含みや円安・ドル高を受けて徐々に戻りを試したが、弱地合いを脱することはできなかった。銀も5営業日続落。70~80銭安。白金はNY時間外安を反映して下落。16年2月先ぎりが85円安の4524円、ほかは69~86円安。パラジウムはまちまち。1円安~25円高。