金 4,997円 (-21)

プラチナ 4,903円 (+12)

3/2、ニューヨーク市場の金相場は下げに転じた。ドル高に加え、上向きなアジア需要を背景に一時2週間ぶりの高値を付けたことを受けて利食い売りに押された。米国で年内に利上げがあるとの見方から、相場は引き続き上値を抑制されている。金現物は米東部時間午後2時11分(1911GMT)時点で0.3%安の1オンス=1208.90ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは4.90ドル安の1208.20ドルで引けた。中国当局による利下げの影響で同国での金需要が高まり、現物相場は一時、2月17日以来の高値となる1223.20ドルを付けた。ソシエテ・ジェネラルのアナリスト、ロビン・バー氏は「金が高値圏を付けたことは弱気筋にとって利益確定の良い機会だった。彼らは米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げの方向に順調に進んでいることに着目している」と述べた。その上で、「今週は、マーケットがやや荒れる米雇用統計の発表を控えている。最近の兆候からすれば再び強い数字が出そうだ。それを受けてドル高となり、金への投資妙味が薄れる可能性がある」との見方を示した。東京貴金属の金相場は大幅続伸。終値は、中心限月の2016年2月先ぎりが前週末比70円高の4696円、他の限月は64~70円高。日中立ち会いは、先週末のニューヨーク金が中国の需要増などを背景に上昇したことや、円安・ドル高を支えに買いが先行した。その後もNY金時間外が堅調に推移したことから一段高となり、先ぎりは一時4704円と、2月17日以来約半月ぶりの高値を付けた。午後はポジション調整の売りが出て高値圏でもみ合った。銀はしっかり。50銭~1円高で終了した。白金は大幅続伸。NY白金高と円安を受けた。終値は、16年2月先ぎりが88円高の4634円、他の限月は73~89円高だった。パラジウムは32~64円高。