金 5,018円 (+42)

プラチナ 4,891円 (+48)

2/27、ニューヨーク市場の金相場は強弱まちまちの経済指標の発表を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利上げ見通しが和らいだことから、上伸に転じた。ただ、外国為替市場でのドル相場の堅調や欧州株の数年ぶりの高値を背景に、月間では昨年9月以来最大の下げとなった。金相場は、1月に付けた1オンス=1300ドル超の5カ月ぶり高値から約7%下落している。米利上げ観測が広がったことで、リスク回避先としての金の魅力が失われたことが背景。この日の金現物は当初下落していたものの、米東部時間午後2時14分(1914GMT)時点では0.3%高の1212.10ドルを付けた。一方、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは3ドル高の1213.10ドルで終了した。金現物は今週0.8%上昇したが、月間では結果的に5.5%下落した。ドルは主要通貨バスケットに対して堅調に推移しており、なお8カ月連続で上昇局面にある。米商務省がこの日発表した2014年第4四半期(10~12月)の実質GDP(国内総生産)改定値は、企業在庫の積み増しが縮小し、貿易赤字が拡大する中、速報値よりも大幅に下方修正された。ただ、内需の力強さが先行き見通しを明るくしている。ニューヨークのRBCキャピタル・マーケッツの貴金属ストラテジスト、ジョージ・ジェロ氏は「GDPの(前期比)2.2%増への下方修正(事前予想は2.1%増)は支援材料となったので、一部買い戻しが入った」と述べた。その上で、「来週は上昇する可能性がある」と指摘した。東京貴金属の金相場は3日続伸。終値は中心限月2016年2月先ぎりが前日比4円高の4626円、他限月は4~15円高。日中立ち会いは、ニューヨーク相場が買い戻しに上昇した地合いを引き継ぎ、高寄りした。その後は戻り待ちの売りに上値を押さえられ、伸び悩んだ。銀は金の上昇になびき、変わらず~60銭高としっかり。白金は小反落。NY高を受けて高寄りした後は、円安の一服で小幅ながら値を消した。終値は4月当ぎりの5円高を除き、6~12円安。パラジウムは約定された期中以降が変わらず~11円高と堅調。