金 4,976円 (+39)

プラチナ 4,843円 (+40)

2/26、ニューヨーク市場の金相場は米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを急がない姿勢を示したと受け止められたことから続伸した。ただ予想より強い内容となった米経済指標を受け、ドルが引き締まったことや、中国勢の買いがしぼんだことで、あと伸び悩んだ。ドルは、1月の米耐久財受注額が予想を上回り、経済活動への信頼感が高まったことから主要通貨に対して上昇した。金現物は米東部時間午後2時56分(1956GMT)時点で0.3%高の1オンス=1208.00ドルを付けた。ドルが引き締まって伸び悩む前には一時、100日移動平均の1216.20ドルを上回る1220.00ドルを付けた。MKSのアフシン・ナバビ氏は「この日の相場は頭重かった」と指摘。「中国の春節休み明けとなり、極東からの現物買いがまとまって入ったが、1210~1212ドルを超えると買いが止まった」と語った。金相場は昨年、米国の利上げ観測を背景に約10%下げた。米国で利上げされると、利子を生まない金塊の機会コストが増えるほか、相場を圧迫するドル高要因にもなる。金相場は今週始め、FRBのイエレン議長の議会証言を受け、利上げ時期が9月以降に後ずれする可能性があるとの見方から浮上、大きく値上がりした。サクソバンクのオル・ハンセン氏は「中国勢が市場に戻ってきたことに加え、イエレン議長の議会証言で利上げ時期の観測が後ずれしたこと、国債利回りの低下、為替関連商品の需要増加の複合要因が金相場の下値を支えた」と話した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物4月きりの終値は0.7%高の1210.10ドル。東京貴金属の金相場は続伸。中心限月2016年2月先ぎりは前日比10円高の4622円で取引を終えた。日中立ち会いは、ニューヨーク金時間外相場が25日の東京日中取引終了時点に比べ水準を切り下げたことから、買方の手じまいが先行して始まった。安寄り後は、NY時間外の上昇や円相場の軟化を眺めて切り返し、堅調に推移した。他限月は9~12円高。銀は20銭安~1円高。期中10月きりは出合いがなかった。白金は続伸。安寄り後は、NY白金時間外高と円安を映して引き締まり、16年2月先ぎりは18円高の4554円で引けた。ほかは17~23円高。パラジウムも15~57円高と続伸。