金 4,961円 (-1)

プラチナ 4,812円 (-34)

2/18、ニューヨーク市場の金相場は上昇した。一時6週間ぶり安値を付けたものの、同日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者らが利上げ開始を早くし過ぎることに懸念を示していたことが判明し、金相場は切り返した。1月に開催されたFOMCの議事要旨では、利上げを急ぎすぎれば景気回復に悪影響を与える可能性があるとの懸念が示されていた。また、FRBの金利指針(フォワードガイダンス)から利上げに「忍耐強く」対応するとの文言を削除した場合の影響について心配する意見もみられた。金現物相場は一時6週間ぶり安値の1オンス=1197.56ドルに下落した後で、米東部時間午後3時07分時点では0.1%高の1209.56ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは8.40ドル安の1200.20ドルで引けた。ニューヨークのBMOキャピタル・マーケッツの非鉄金属・貴金属取引ディレクターのタイ・ウォン氏は「一部の市場参加者が、FRBがインフレ率の銃剣を胸に感じるまでは利上げを控えるのではないかと感じていたことを、議事要旨は裏付けた。これにより金相場には短期の底が形成されたはずだ」と述べた上で、「いま市場は利上げ時期を9月以降とみるだろう。わたしは2016年9月になる可能性のほうがより高いと思うが」と語った。金はこれまで、FRBが早ければ6月にも利上げを開始するとの観測に圧迫されてきた。利上げはドル相場を押し上げ、金塊のように利子を生まない資産を保有する機会費用を高める。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月12月先ぎりが前日比47円安の4624円、他限月は47~59円安。17日のニューヨーク金先物相場は、ギリシャの債務問題に対する過度の悲観が後退したことなどから3営業日ぶりに反落した。東京の日中立ち会いは、NY安を受け、買方の手じまいが先行。その後、正午前後にNY時間外の弱含みになびいて水準を切り下げたものの、下値は堅く、引けにかけて下げ渋った。先ぎり継続足は一時4601円と、1月15日以来の安値を付けた。銀は期中と期先の4限月が下落。白金も続落。NY時間外のジリ安を映して一段と下げ、この日の安値圏で取引を終えた。12月先ぎりが97円安の4528円、ほかは88~98円安。パラジウムは17円安~9円高で終了した。