金 5,061円 (+3)

プラチナ 4,962円 (-31)

2/9、ニューヨーク市場の金相場はジリ高。低調な中国貿易統計を嫌気した欧州株安、ギリシャをめぐる懸念が背景。前週末6日は3週間ぶりの安値を記録していた。金現物は米東部時間午後2時46分(1946GMT)現在、0.7%高の1オンス=1241.43ドル。6日には1日の下げ幅としては2013年12月以来の大きさを記録、1228.25ドルを付けていた。堅調な米雇用統計を受けたドル高が弱材料だった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは0.6%高の1オンス=1241.50ドルで引けた。シティのアナリスト、デービッド・ウィルソン氏は1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)に言及、「ギリシャ問題を理由に、FOMCまでの3カ月間は金は安全資産として機能していた。だが現在照準は、米国(経済)と米国の利上げのタイミングに戻っている」と指摘した。予想よりも悪い内容の中国の貿易統計発表を受けた世界の株式相場下落、ユーロ圏におけるギリシャの立場をめぐる懸念も、この日の金相場の支援材料だった。6日の1月の米雇用統計で就業者の伸び、賃金の回復が示され、今年半ばの米国の利上げが再び関心事となるほどの経済の堅調さが示唆された。これを受け、6日のドル相場は上昇したが、9日はこの上昇幅を削った。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げはドルをさらに押し上げ、金の需要を減少させるとみられる。RJOフューチャーズ(シカゴ)の上級市場ストラテジスト、エリ・テスファエ氏は「かなりテクニカル要因で動く1日だった。今のところ、われわれは50日間移動平均に注意を払っている」と述べた。金現物相場は引き続き50日間移動平均を上回っている。一方、中国の金現物相場のプレミアムは1オンス=4~5ドルと、6日の4ドルを下回る水準から拡大した。前週の相場急落を背景に買いが誘われたのが理由。東京貴金属の金相場は続落。終値は中心限月12月先ぎりが前週末比51円安の4725円、他限月は51~56円安。日中立ち会いは、米雇用統計が良好な内容だったことを背景とするニューヨーク相場安を受けて安寄りした。その後はもみ合いながらテクニカルな売りに下値を切り下げた。銀は金の下げになびき、90銭~1円50銭安と下落。白金は4営業日ぶり反落。NY安を受けて軟調で始まった後も、下げ幅を広げている。終値は50~58円安パラジウムは期近高・期先安で終値は24円安~91円高。6月きりは出合いがなかった。