金 5,114円 (-22)

プラチナ 5,037円 (-37)

2/5、ニューヨーク市場の金相場は下落。欧州中央銀行(ECB)が、ギリシャ国債を担保とした資金供給を停止すると発表したことを受け、ギリシャ情勢に不透明感が強まり、これが金相場を押し下げた。ECBの発表は、ユーロ圏に債務減免を求めているギリシャにとって打撃であり、取引序盤でユーロの対ドル相場は下落。上向きなドイツ経済指標を映し、ユーロはその後対ドルで反発したが、金相場は値下がりした。金現物相場は米東部時間午後2時22分(1922GMT)時点で0.5%安の1オンス=1263.50ドル。一時は1%安の1256.22ドルまで下落した。相場はここ5営業日中4営業日で、1255~1256ドル付近の下値支持線を試しているため、トレーダーらはこの水準の下に逆指し値売りが控えているとみている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物の4月きりは0.1%安の1オンス=1262.70ドルで取引を終えた。貴金属情報提供業者シャープス・ピクスレーのロス・ノーマン最高経営責任者(CEO)は「2014年同様、15年は1月に8%高と驚異的なスタートを切った。よって利益確定売りが幾らか出るのは避けられないだろう」と説明した。金相場は欧州株の下落に乗じることができず、米労働市場に関する上向きなリポートで米株価が上昇する中、下げ幅を拡大した。原油相場は約6%上昇した。TDセキュリティーズ(トロント)のグローバルコモディティー戦略責任者、バート・メレック氏は「世界経済の状況は明らかに改善しつつあるとわれわれは考える。過去2年間に金から投資資金を引き揚げた投資家を呼び戻すには、将来についてかなり悲観的な予測をし、ユーロ圏の状況悪化を見込む必要がある」と語った。投資家は米利上げ時期に関するさらなる手掛かりを求め、6日発表の米雇用統計の非農業部門就業者数を注視している。東京貴金属の金相場は3日ぶりに反発。中心限月12月きりは前日比18円高の4790円、他限月は11~17円高で取引を終えた。4日のニューヨーク金先物相場が、中国の追加金融緩和による需要増加観測の高まりを背景に上昇したのを受け、日中立ち会いは手じまい買いが先行して始まった。ただ、NY時間外の上昇一服を眺め、買い一巡後は伸び悩んだ。銀は買い優勢。期近4月きりの60銭安を除き、30銭~1円20銭高で大引けた。期中6月きりは取引が成立しなかった。白金は小幅ながら続伸。NY高につれて高寄りした後は、NY時間外の上値の重さを映して軟化したが、1~7円高とプラス圏で終わった。パラジウムは期中以降の4限月が4~34円高で引けた。