金 5,126円 (-68)

プラチナ 4,976円 (-84)

1/29、ニューヨーク市場の金相場は急落。米連邦準備制度理事会(FRB)が、依然として年内の利上げを視野に入れていることが示されたことを受けた。28日の連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、米国経済は堅調なペースで拡大しているとされたが、利上げ時期に関しては慎重に判断するとの姿勢が示された。コモディティー投資会社LOGICアドバイザーズ(米ニュージャージー州)の共同創業者ビル・オニール氏は「6月にも利上げが実施される可能性があるとの見方が浮上し、金相場の下落につながった」と指摘した。同氏によると、6月の利上げについては大方の予想だったが、FOMC声明の以前には、2015年の後半か16年に先送りされるとの見方も浮上していたという。前日に続いての金相場下落を受け、自動的な売り注文が発動。一時は、1分間に6ドルも急落する場面もみられた。金現物は一時、1オンス=1251.86ドルと2週間ぶり安値に下落した後、米東部時間午後2時20分(1920GMT)時点では、2.1%安の1257.01ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは、2.4%安の1254.60ドルで引けた。三菱商事のストラテジスト、ジョナサン・バトラー氏は「米国は依然として世界経済のけん引役で、何らかの金融引き締めを検討しているのはFRBしかない。金相場に対しては、重しとなるだろう」と話した。市場では、米国経済の強さを判断する材料として、30日に発表される2014年10~12月期の国内総生産(GDP)が注目されている。マッコーリーのアナリスト、マシュー・ターナー氏は「30日の米GDPを受け、さらなる下落もあり得る」との見方を示した。東京貴金属の金相場は反落。終値は、中心限月12月先ぎりが前日比44円安の4843円、他限月は40~46円安。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物時間外相場が、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明を受けて水準を切り下げたことや、円高・ドル安を映し、買方の手じまいが先行して始まった。NY時間外の一段の下落を眺め、昼前にかけて下げ幅を拡大したが、NY時間外の下値が堅くなると買い戻され、安値から15円程度戻して引けた。銀も下押し、12月先ぎりが1円10銭安の67円40銭、ほかは10~60銭安で終了。白金も反落。NY時間外安を映して軟調地合いが続き、12月先ぎりが45円安の4777円、他限月は35~46円安。パラジウムは3日続伸、19~62円高で取引を終えた。