金 5,236円 (+34)

プラチナ 5,106円 (+32)

1/27、ニューヨーク市場の金相場は1%上昇、3営業日ぶりの反発となった。この日から2日間にわたる米連邦公開市場委員会(FOMC)が始まり、ドルや株式が軟化したのを受けた動き。投資家らは、連邦準備制度理事会(FRB)が世界経済の見通しが不透明と認め、金融引き締めに関して忍耐強く対応するとの約束を守ると予想している。金現物は米東部時間午後2時27分(1927GMT)時点で1%高の1オンス=1293.06ドル。前日までの2営業日で、株高やギリシャ総選挙をめぐる不透明感から1.6%下落した。22日には5カ月ぶりの高値となる1306.20ドルを付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは1%高の1291.70ドルで引けた。オプション2月きりが1275ドル、1280ドル、1300ドル近辺に高水準の未決済約定残高を抱えたまま納会を迎えたことが背景。RBCキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)の貴金属ストラテジスト、ジョージ・ジェロ氏は「オプション2月きりの納会が金現物の支援材料になった」と述べた。米企業決算への失望感や米耐久財受注の予想外の減少で、ドルは対通貨バスケットで最大1%下落、世界各地の市場で株式指数が下落した。ソシエテ・ジェネラルのアナリスト、ロビン・バー氏は「FRBが世界経済の逆風を認め、インフレは問題ではないとの認識を示せば、今回のFOMCは金相場を若干押し上げる可能性がある」との見方を示した。トレーダーやアナリストを対象にロイター通信が実施した調査によると、米国がほぼ10年ぶりの利上げを準備していることを背景に、2015年の金相場は平均1234ドルと、3年連続で下落すると予想されている。東京貴金属の金相場は続落。中心限月12月先ぎりは前日比28円安の4855円で取引を終えた。日中立ち会いは、26日のニューヨーク金先物相場が、ドル高・ユーロ安を受けて続落したことから、利益確定の売りが先行し、安寄りした。その後も、NY時間外の上値の重さを眺めて買方の手じまいが優勢となり、約定価格を切り下げた。他限月は26~28円安。銀も1円~1円70銭安と続落。白金は小幅安。方向感なく始まった後、円の戻りを映して徐々に整理売りが勝った。終値は、12月先ぎりが10円安の4797円、ほかは1~11円安。パラジウムは反発、38~71円高で取引を終えた。