金 5,202円 (-35)

プラチナ 5,074円 (-62)

1/26、ニューヨーク市場の金相場は1%超下落した。先週、5カ月ぶりの高値を更新したことを受け、トレーダーが利食い売りに動いた。ギリシャ総選挙で緊縮財政に反対する野党が勝利したことは材料視されなかった。欧州市場では、ギリシャの株価が下落したものの、その他では欧州中央銀行(ECB)の国債買い入れがもたらす効果に期待が集まり、堅調だった。金現物は一時1オンス=1275.75ドルまで下げた後、米東部時間午後2時47分(1947GMT)時点で1%安の1280.80ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物は13.20ドル(1%)安の1279.40ドルで引けた。アナリストらによると、先週に8月中旬以来の高値を付け、高値警戒感が出ていたほか、ギリシャ総選挙をめぐる不安感が解消されたことが金相場下落につながった。ABNアムロのアナリストは「イベントリスクが払拭(ふっしょく)され、ギリシャの先行きが定まったことから、市場心理は幾分落ち着いた」と説明。「心理改善はある程度、金相場を圧迫した」と語った。コメルツバンクはリポートで「ギリシャ野党が勝利する見通しが強まったことで、利食い売りが出ている」と指摘。金相場を押し上げていたECBの国債購入とギリシャ新政権がいずれも確定したため、投資家は「うわさで買い、事実で売るという格言」に従っていると分析した。東京貴金属の金相場は反落。中心限月12月先ぎりは前週末比39円安の4883円、他限月は36~44円安で取引を終えた。先週末23日のニューヨーク金先物相場がドル高を背景に下落した上、週明けの為替相場がギリシャ総選挙での野党勝利見通しを受けて円高に振れたため、日中立ち会いは手じまい売りが先行して始まった。NY時間外の下げ渋りや円高一服を眺め、戻りを入れる場面もあったが、引けにかけてはNY時間外が下げ足を速めたことから、再び売り直された。銀は金になびき反落。30~80銭安で大引けた。白金は67~80円安と反落。円高を主因に安寄り後も、NY時間外の軟化が重しとなり、弱地合いが継続した。パラジウムは5~42円安で終了。期中6月きりは取引が成立しなかった。