金 5,237円 (-61)

プラチナ 5,136円 (-57)

1/23、ニューヨーク市場の金相場は下落した。欧州中央銀行(ECB)の量的金融緩和策決定に伴うドル高が金相場の重しになった。しばしばインフレヘッジとして買われる金は22日のECBの緩和策発表後1%超上昇し1オンス=1300ドルを上回った。しかし、23日はユーロが対ドルで11年ぶりの安値を付けたことで、金は前日の上げ幅を縮小した。ドル高の影響により、他通貨を保有する投資家にとってドル建て資産が割高になることが警戒された。サクソバンクのオーレ・ハンセン氏は「きのう(22日)の金相場は完全にドル相場から離れて取引された。すなわち、ユーロ建て金が今年最も良いパフォーマンスを上げる商品になり、ドル建ての金が1300ドル前後で安定的に推移するのを支援するはずだった。ところが、今では(23日は)ドルは強過ぎることが判明した」と述べた。金現物は米東部時間午後2時48分(1948GMT)時点で0.8%安の1オンス=1291.20ドル。一時は1.3%安の1284.26ドルを付けた。前日は昨年8月15日以来の高値となる1306.20ドルまで上昇。現時点でも週間ベースでは3週連続の上昇となる見通し。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物は8.10ドル安の1292.60ドルで終了。トレーダーらは市場が値固めする中での「後退」だとしている。東京貴金属の金相場は反発。中心限月12月先ぎりは前日比28円高の4922円で取引を終了。一時4958円まで上昇して21日に付けた4938円を上抜き、継続足で2013年4月以来約1年9カ月ぶりの高値を更新した。22日のニューヨーク金先物相場が欧州中央銀行(ECB)の量的緩和導入決定を強材料視して上昇した上、為替が円安・ドル高に振れたことから、日中立ち会いは手じまい買いが先行して始まり、寄り付き直後に高値を塗り替えた。ただ、NY金時間外がその後ジリ安歩調をたどったほか、円安も一服したため、買い一巡後は上値の重い展開を強いられた。他限月の終値は20~27円高。銀は金につれて上昇。60~80銭高で大引けた。白金は小反発。NY高を背景に高寄り後、NY時間外の軟化を眺めて水準を切り下げたが、2~11円高とプラス圏を保って終わった。パラジウムは続落。9~65円安で取引を終えた。