金 5,259円 (+98)

プラチナ 5,179円 (+90)

1/20、ニューヨーク市場の金相場は1%超上昇し、5カ月ぶり高値を付けた。欧州中央銀行(ECB)が22日に発表すると予想されている景気刺激策の程度をめぐる不透明感から、投資家はよりリスクが低いとみなされている金などの資産に買いを入れた。ディーラーらによると、相場が前日の高値を突破したことで買いが加速した。ストップロスの買いが入る中、相場は1オンス=1296.85ドルまで上昇した。金現物は米東部時間午後2時58分(1958GMT)時点で1.3%高の1292.54ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは1.4%高の1294.20で引けた。ニューヨークのBMOキャピタル・マーケッツの非鉄金属・貴金属取引ディレクターのタイ・ウォン氏は「節目の水準の近くまで2、3度来ていながら、引け値でそれを達成しようとする動きが見られないことは、少し疲れが出ていることと、またいくらか脆弱(ぜいじゃく)性があることを示唆している」と指摘した。神経質になっている金融市場は22日のECB定例理事会に注目。ECBはここで量的緩和策を発表すると広く予想されている。また25日投票のギリシャ総選挙も注視されている。同国の世論調査では、ギリシャの緊縮策撤回を訴える野党・急進左派連合(SYRIZA)が勝利するとの予測が出ている。三井グローバル・プレシャスメタルズのアナリスト、デービッド・ジョリー氏は「ギリシャ総選挙と今度のECB理事会を控えた緊張があることから、金を買い持ちにしている投資家は、少なくともユーロの運命がもう少し明瞭に見えてくるまでは、このポジションを保持する公算が大きい」と説明した。東京貴金属の金相場は4営業日続伸。終値は中心限月12月先ぎりが前日比46円高の4846円、他限月は45~48円高。ニューヨーク市場の休場で材料に乏しい中、為替の円安・ドル高を反映して高寄りした。その後は円相場の下落に伴い、一段高となった。銀は10~70銭高。しっかりで始まった後は小幅にもみ合った。白金は4日続伸。高寄りした後も円安の進行とともに値を伸ばし、高値圏で終了した。終値は41~48円高。パラジウムは37~68円高。