金 5,013円 (+26)

プラチナ 5,029円 (+12)

1/9、ニューヨーク市場の金相場は上昇した。予想よりも良好な米雇用統計にドルや株式が反応しなかったことが背景。ギリシャの政局不安によって安全資産に対する需要が強まり、金は4週間ぶりに週間ベースで上昇する見通し。金現物は雇用統計を受けて上げ幅を拡大。一時1オンス=1221.30ドルまで上昇し、6日に付けた3週間ぶり高値の1222.40ドルに近い水準となった。米東部時間午後2時33分(1933GMT)時点は0.8%高の1218.40ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは0.6%高の1216.10ドルで引けた。金現物は週間ベースで2.5%高となっており、4週間ぶりの上昇となる見通し。ギリシャのユーロ離脱をめぐる懸念から、週初めに世界的な株安が起きたことが主な背景。この日発表された昨年12月の米雇用統計で、非農業部門の就業者数は予想を上回って増加したが、ドルは対通貨バスケットで0.4%下落、欧州株もマイナス圏のままだった。ABNアムロのアナリスト、ジョルジェット・ボエレ氏は「金はこの狭い1200~1230ドルの値幅で支えられている。インフレ圧力が弱い中、米連邦準備制度理事会(FRB)がすぐには利上げに踏み切らないとの見方が少し残っているからだ」と述べた。東京貴金属の金相場は3日ぶりに反落。中心限月12月先ぎりは前日比4円安の4647円で取引を終えた。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場の軟化を受けた買方の手じまいが先行し、安寄りした。その後、NY時間外の上伸を眺め、下げ幅を縮めたが、大引けにかけては為替相場の円高・ドル安が重しとなり、日中始値水準まで押し戻された。他の限月は3~5円安。銀は期近4月きりの10銭高を除き、20銭~60銭安と総じて小甘い。白金は3日続伸。NY白金高を受けて高寄りした後も、同時間外の堅調地合いを眺め、底堅く推移した。12月先ぎりは11円高の4746円、ほかは7~15円高で終了。パラジウムは2月当ぎりの15円安を除き、4~13円高。期中2限月は取引が成立しなかった。