金 4,979円 (+11)

プラチナ 5,002円 (+36)

1/7、ニューヨーク市場の金相場は3営業日続伸の後で反落した。ドル相場と株価の上昇に加え、この日公表された12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利について現状維持の姿勢であることが示されたことを受けた。議事要旨は驚きに乏しい内容。政策当局者らは意図の伝達方法について議論した末に、今年利上げを開始する方針を維持した。金現物相場は米東部時間午後3時22分(2022GMT)時点で0.3%安の1オンス=1215.93ドル。前日はギリシャ懸念を受けた株価の下落を背景に12月15日以来の高値となる1222.40ドルを付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物の中心限月2月きりは0.7%安の1オンス=1210.70ドルで引けた。ニューヨークのBMOキャピタル・マーケッツの金属取引ディレクター、タイ・ウォン氏はFOMC議事要旨が相場を動かす材料にはならなかったと指摘。「朝方は手じまいがいくらかあった。それ以降は終始安定した値動きだった」と述べた。スコシアモカッタのテクニカルアナリストらによると、金の終値の直近の上値抵抗線は1220ドルと予想され、それを上回って引ければ一段の上昇に焦点が移り、1250ドルが目標となる見込み。ドル指数は0.6%上昇し、9年ぶり高値に近い水準。市場は、米利上げ時期を判断する手掛かり材料として、9日の米雇用統計に注目している。東京貴金属の金相場は反発。中心限月12月先ぎりの終値は前日比29円高の4639円。一時4657円まで上昇し、継続足で昨年12月15日(4666円)以来約3週間ぶりの高値を付けた。6日のニューヨーク金先物相場は、世界的な株安やギリシャの政局不安を背景に安全資産として買われ、大きく水準を切り上げた。この流れを受け、東京の日中立ち会いも買い優勢の展開となったが、NY金時間外がジリ安歩調で推移したため、買い一巡後は伸び悩んだ。他限月の終値は22~29円高。銀は上伸し、30銭~1円90銭高。白金は反発。日中は強地合いを保ったが、弱含みに転じたNY時間外を眺め、徐々に上値を削った。終値はいずれも20円高。パラジウムも13~71円高と反発。期中6月きりは取引が成立しなかった。